★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★

当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.

https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/

日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)




2022年12月26日月曜日

令和4年度 第3回CPCを開催しました

 12月19日,今年度第3回のCPCを開催しました.

今回の症例は

「臍帯血移植後生着前に発熱,下痢,肝障害をきたし死亡した骨髄異形成症候群の1例」

血液内科の平野先生の指導のもと,研修医1年次のI医師,K医師,T医師,N医師が臨床サイドのプレゼンを担当しました.

司会は血液内科の飯田先生が務めました.

飯田先生が移植に関する基礎的な質問を研修医に投げかけたり,参加された循環器内科や総合内科の先生方が患者さんの症候について説明を求める場面がありました.担当した研修医たちは手元の資料や電子カルテを見ながら,なんとか回答しようと努めていました.

病理サイドは名古屋大学大学院の酒井先生,病理診断科の岩越先生のお二人から詳細な解説がありました.

次回は2月開催の予定です.

卒後教育研修センター

2022年12月19日月曜日

救急科専門研修プログラム紹介動画を公開しています

 

今年度より新たにスタートした

名古屋医療センター 救急科専門研修プログラムの紹介動画を公開しています.

名古屋医療センター 救急科専門研修プログラム(Youtube)


当プログラムの特徴は…

ER初療からICU全身管理まで数多く経験可.IVRも!

・内因,外因,中毒など診療科,年齢に関わらず受入

・救急搬送年8000台以上,CPA年500例の受入実績

・重症外傷,ショック,術後など全身管理を数多く経験

・ER,ICU,IVRの各専門医による指導

・専攻医の希望に応じて研修先をアレンジ可能

・臨床研究は専門家のサポートあり

・勤務時間調整可能でon/offハッキリ

・全国の特色ある有名病院と連携

→連携施設:名古屋大学医学部附属病院,藤田医科大学病院,洛和会丸太町病院,倉敷中央病院,東京ベイ・浦安市川医療センター,公立陶生病院,藤田医科大学岡崎医療センター,大垣市民病院

詳細は当院ホームページをご覧ください.

名古屋医療センターHP>専門研修プログラムについて(専攻医募集要項)

(※眼科は現在募集しておりません)

卒後教育研修センター

内科専門研修プログラム紹介動画を公開してます

 名古屋医療センター内科専門研修プログラム紹介動画を公開しています.

名古屋医療センター 内科専門研修プログラム紹介(Youtube)


当プログラムでは,内科11科に加えてICU/ERでのローテーション研修が可能です.腫瘍内科や膠原病内科,感染症内科等,市中病院では稀な診療科もそろっており,十分な質と量の症例を経験することができます.またローテーションをせずに専攻医1年目から希望診療科に所属することもでき,ご自身の希望にあわせて研修を組み立てることが可能です.(※ただし状況によってはご希望に沿えない場合があります)

令和5年度より,国立がん研究センター中央病院が連携施設に加わり,研修の選択肢がさらに広がりました.

当院での専門研修をぜひご検討ください.

詳細は当院ホームページをご覧ください.

名古屋医療センターHP>専門研修プログラムについて(専攻医募集要項)

(※眼科は現在募集しておりません)

卒後教育研修センター

2022年12月16日金曜日

外科専門研修プログラム紹介動画を公開しています

名古屋医療センター外科専門研修プログラム紹介動画を公開しています.

当院外科は消化器外科を中心に乳腺外科・呼吸器外科とも連携し,診療にあたっています.女性外科医・若手外科医も多く活躍しています.

外科学会指定施設,消化器外科学会専門医制度指定修練施設,肝臓学会認定施設,膵臓学会指導施設,肝胆膵外科学会修練施設,大腸肛門病学会認定施設,等の資格を備えており,専攻医1年目から数多くの手術を執刀し,十分な修練を積むことが可能です.

当院では,外科のほかに内科,救急科,眼科の4領域において専門研修基幹プログラムを取得しており,専攻医を募集しています.
詳細は当院ホームページをご覧ください.
(※眼科は現在募集しておりません)
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2022年12月6日火曜日

令和4年度 第2回 病院説明会(初期研修/専門研修)を開催しました(2022.12)

 12月4日,

令和4年度 第2回 名古屋医療センター病院説明会(初期研修/専門研修)を開催しました.

今回は新型コロナ感染拡大状況を鑑み,医学生のみなさんにはオンラインでご参加いただきました.

プログラム①「研修医による初期研修紹介」では,1年次のN医師が当院の初期研修について説明しました.

「ローテーション科で研修医が受け持つ患者さんの数はどれくらいですか?」

「ER当直で苦労した経験はどんなことですか?」

など事前に参加者のみなさんからお寄せいただいた質問に,実体験をもとにお答えしました.


プログラム②「ERの紹介」では,救急集中治療科の東郷医師が当院のERについてお話ししました.当院のERは総症例数に対し重症例の割合が高いのがひとつの特徴です.そのため1例1例を比較的しっかりと時間をかけて診ることができます.ER専属医が常駐し,毎日振り返りカンファレンスを行うなど教育体制が整っています.ERローテーションや当直業務での診療経験を重ねることで,必ず救急対応の力をつけていくことができます.


プログラム③「専門研修プログラム紹介」では,内科・外科・救急科の各専門研修プログラムについて,内分泌内科医長の山家医師,外科医長の末永医師,救急集中治療科ER室長の近藤医師が説明しました.

専門研修を見据えて,初期研修を行う病院を選ぶ学生の方も増えていると思います.参加した学生の方からは

「後期研修についてまだまだ先のことのように感じておりましたが,具体的に説明していただけてとても分かりやすく感じ,将来の参考にしたいと感じました」

「3年目以降のことを説明してくれる病院はあまり多くないので,大変ありがたかった.各プログラムの責任者が説明してくれるのがとても良かった」

と感想をいただきました.


今回の説明会が病院選びのきっかけや決め手となったり,みなさんにとって実りある時間となっていれば嬉しいです.今回はオンラインとなってしまいましたが,ぜひ見学へお越しいただき,当院の雰囲気をご体感くださいね.お待ちしています!

卒後教育研修センター

2022年10月31日月曜日

11/2レジナビFairオンライン2022で動画配信します

11/2(水)18時30分より

レジナビFairオンライン2022 人気病院特集 ~臨床研修プログラム~

で初期研修紹介動画を配信いたします.

◆皆さんはどんな医師になりたいですか?

研修先を選ぶにあたり,一度はその「問い」に対し真剣に向き合うことになると思います.救急医になってemergencyな場面で働きたいと思う方,内科医になって臨床研究にも携わりたいという方,そこには十人十色の答えがあるでしょう.

名古屋医療センターは計37の標榜診療科があり,さらには臨床研究施設も兼ね備えています.さまざまな診療科での研修のなかで,きっと自分のロールモデルとなるような先生との出会いがあるはずです.まさに皆さんの思い描く進路に対して「答え」を用意してくれる,そんな場だと思います.

また当院は名古屋で一番の繁華街である栄にもほど近く,仕事終わりには同僚と一杯!といった環境もあります.初期研修はつらい時も多く,愚痴をこぼしたくなる場面も多々ありますが,それを乗り越える同期の絆も生まれることと思います.

皆さんと学びあえる日を一同楽しみにしています.

〔当院初期研修医1年次 I医師〕


◆「地元である名古屋へ帰ってきたい!」「3次救急で研修したい!」「出身大学に幅のある病院がいい!」という思いで,名古屋の3次救急を一通り見学しました.その中でも一番バランスがとれていると感じたのが名古屋医療センターでした.

勉強や診療に関して,特段ここでしかできないというのは多分あまりなくて,どこの病院であってもできる経験はほぼ一緒だと思います.しかし,自分がここで研修して良かったと思っているのは,“仲間”に出会えたことです.いろいろな所から集まった同期がいて,自分なりの考えを持って研修し,時には助け合いながら,時にはケンカをしながら,仲良く初期研修を過ごすことのできる環境が整っているというのが一番の当院の魅力だと思います.

〔H31.3月に当院初期研修を修了し,現在は当院腎臓内科M医師〕


医師として大切な礎を築く初期研修の2年間,名古屋医療センターの温かな環境の中でスタートしませんか?

研修病院をご検討中のみなさん,ぜひご視聴ください.

名古屋医療センター

2022年10月28日金曜日

初期臨床研修 紹介動画を公開しています

 レジナビFairオンライン 愛知・岐阜2022 ~臨床研修プログラム~

で配信した初期臨床研修紹介動画を公開しています.

名古屋医療センター 初期臨床研修 紹介(YouTube)

当院HPでは,初期臨床研修・専門研修の紹介,過去に開催した病院説明会の動画もご覧いただくことができます.

名古屋医療センターHP YouTubeについて→卒後教育研修センターをクリックしてください.

研修病院をご検討中の医学生,初期研修医のみなさん,ぜひご覧ください!

病院見学も随時受け付けています.

名古屋医療センターHP 病院見学のご案内

卒後教育研修センター

2022年10月26日水曜日

[12/4開催]病院説明会(初期研修/専門研修)のお知らせ

 12月4日,医学生および初期研修医対象

名古屋医療センター病院説明会(初期研修/専門研修)を開催いたします.

〔日時〕2022年12月4日(日)10:00より(2時間程度を予定しています)

〔会場〕名古屋医療センター 第1会議室(Web同時開催)

〔対象〕医学部学生および初期研修医

〔申込期間〕2022年10月26日(水)~12月1日(木)

〔プログラム〕(予定)

①研修医による初期研修医紹介

②ER紹介

③質疑応答

④院内ツアー

⑤専門研修プログラム紹介(内科・外科・救急科)


合同説明会やWEBセミナーではお伝えしきれない当院の魅力やマッチングの情報など,お話しできればと思います.名古屋医療センターの雰囲気を味わってください!

参加ご希望の方は,こちらの申込みフォームよりエントリーをお願いいたします.

卒後教育研修センター

2022年10月18日火曜日

ICLS講習会に参加しました(2022.10)

 10月15日,16日の2日間にわたり院内でICLS講習会が開催され,

研修医と看護師のみなさんが参加しました.


午前中はBLS,心肺蘇生の方法,AEDの使い方を少人数のグループに分かれてしっかりと学びます.

次に気道確保,モニター・除細動器のブースに分かれて実習に取り組みます.


お昼休みのあとは,
心停止の異なる波形の正確な読み取りと
さまざまな場面を想定した心肺蘇生シミュレーションを行いました.



1日ともに実習していくうちに次第に団結し,
とてもいいチームワークで課題をクリアすることができました.

インストラクターの先生から
「今日は1日おつかれさまでした.今日の学びをそれぞれの職場へ戻ってぜひ活かしてください.最大の,最高の復習は『人に教えること』です.教えることで自分の学びがまた深まります.次回講習会のときにはインストラクター側としての参加もお待ちしています」
とメッセージがありました.

受講生のみなさん,コース修了おめでとうございます!
インストラクターを務めてくださった先生方,ありがとうございました.
卒後教育研修センター

2022年10月13日木曜日

10/16レジナビFairオンライン 愛知・岐阜2022 ~臨床研修プログラム~ に出展します

 レジナビFairオンライン 愛知・岐阜2022~臨床研修プログラム~

に出展いたします.

2022年10月16日(日)13時30分より,当院研修医が生配信でお話しします.


◆当院は名古屋市の中心街に位置するER型の3次救急医療機関です.救急外来は研修医がファーストタッチし,内科・外科当直のバックアップの下,軽症から重症までさまざまな症例を経験することができます.ローテーションでは,ER・ICU・麻酔科などの救急医療系が充実しているのはもちろん,内科系は他病院にはない診療科も幅広くそろっております.また,当院は内科系のイメージを持たれることが多いですが,外科系も活発で,初期研修後も当院に残り外科系に進まれる先生も多いです.

当院は全国の大学から偏りなく研修医が集まり,多種多様なメンバーがいます.また,コロナ禍で減っていた勉強会はどんどん増えています.当院で充実した研修医生活を送ってみませんか?

〔名古屋医療センター 初期研修医2年次 H医師〕


医師として大切な礎を築く初期研修の2年間,名古屋医療センターの温かな環境の中でスタートしませんか?


研修病院をご検討中のみなさん,ぜひご視聴ください.

当院の研修の特徴や病院選びのアドバイスについて,研修医がお話しします.

学生のみなさんにとって,病院選びは初めてのことばかりで悩んだり,たくさんの情報の中から何を選択するべきか迷うことも多いと思いますが,研修医が声をお届けすることで少しでもみなさんの力になれれば嬉しいです.

卒後教育研修センター

令和4年度 第2回CPCを開催しました

 10月12日,今年度第2回のCPCを開催しました.

今回の症例は

「尿路感染症の治療中に肺水腫が増悪し死亡した1例」

膠原病内科の小嶋先生の指導のもと,研修医1年次のT医師,S医師,O医師の3名が臨床サイドのプレゼンを担当しました.

司会は膠原病内科の片山先生が務めました.

膠原病内科のほかに循環器内科,血液内科,腎臓内科の先生方が参加され,活発なディスカッションが行われました.

片山先生から

「発表した研修医の先生たち,症例についてよく考察されていたと思います.このように症例を積み重ねていくことで,少しずつスキルアップしていくことができ,予測して治療にあたることができるようになります.これからもがんばってください」

と労いと激励のことばがありました.

次回CPCは1月頃に開催予定です.

卒後教育研修センター

2022年10月12日水曜日

国立病院総合医学会でポスター賞を受賞しました

先日熊本県で行われました第76回国立病院総合医学会にて,

研修医2年次の尾畑医師が

「塞栓術にて治療したRasmussen動脈瘤の1例」を発表してポスター賞を受賞しました.

当院では研修医も学術発表の機会が多くあります.もちろん指導医による手厚いサポート環境がありますので,ご安心ください.また病院敷地内に臨床研究センターが併設されており,臨床に根ざした研究を行う優れた環境で専門家のサポートを受けることも可能です.

卒後教育研修センター

2022年9月12日月曜日

T&A Trainingを開催しました(2022.09)

 9月11日,今年度第2回目のNMC救急初療コース

T&A Trainingを開催しました.

救急外来でよく遭遇する主訴(ショック,胸痛,呼吸困難,吐血,腹痛,頭痛,けいれん,麻痺)に接したときの,最初の10分間に行うべきアクションを身につけ,上級医,専門医に引き継ぐまでの初期診療をスムーズにマネジメントすることを目的としたシミュレーションコースです.

今回は総合内科,救急集中治療科の先生方のほかに,藤田医科大学 岡崎医療センターの安藤先生,もり在宅クリニックの自見先生をお招きし,ご指導いただきました.

インストラクターの先生方が患者や家族,看護師を演じ、受講生の研修医が診察するという実戦形式で行われ,先生方のリアルな演技に研修医たちは現場さながらの緊張感をもって臨んでいました.

参加した研修医からは

「実臨床を想定したシナリオ演習は,実際に頭を使いながら体を動かすことができ,学んだことが定着しやすいと思いました」

「今までの診療を改めて見直すことができました」

と感想を聞きました.

研修医のみなさん,おつかれさまでした.

インストラクターの先生方,ありがとうございました.

卒後教育研修センター

2022年8月22日月曜日

令和5(2023)年度初期臨床研修医採用試験を実施しました

 8月6日,13日,20日の3週にわたり,

令和5(2023)年度初期臨床研修医採用試験を実施いたしました.


昨年と同様に新型コロナウイルスの影響が続く中,病院説明会や見学受け入れが中止になるなど就職活動が思うように進まなかったことも多かったと思います.

そのような中,数ある研修病院の中から当院を選んで受験してくださったみなさんに,心より感謝申し上げます.


真剣な眼差しで面接に臨まれる受験生のみなさんの姿に,我々スタッフも大変刺激を受けました.

当院の採用試験では,研修医による面接と幹部・指導医による面接の2種類の面接を受けていただいています.来年4月からもっとも近い上級医となる現1年次研修医が,採用活動に積極的に関わっているのです.研修医による面接は,いわゆる「面接」といった畏まったものではなく,受験生のみなさんの緊張が和らぐような「対話」の時間となるよう工夫しています.

研修医たちは診療科のローテーション研修の合間の時間を見つけては面接の方法や受験生の方への言葉がけなどについて話し合いを重ねてきました.準備を進める中で,意見を出し合ったり,その意見をまとめたり…1年次研修医のチーム力がまた一段とアップしたように感じました.

面接を終えた研修医たちは,

「限られた面接時間の中で受験生のみなさんを評価するというのはとても難しいと感じました.みなさんとても真剣に受け答えをしてくださって,来年からぜひ一緒に働きたいと思う方ばかりでした.来年から自分たちが先輩として働くのだという意識を改めて持つことができました」

と充実した顔つきで感想を話してくれました.面接を終えた研修医のみんなの背中がとてもたくましく見えました.

ぜひ来年度4月,名古屋医療センターの仲間として一緒にスタートが切れることを楽しみにしております.

卒後教育研修センター

2022年8月4日木曜日

研修医勉強会「胸部画像から診断に迫る」(2022.08)

 8月3日夕方,

呼吸器内科の小暮先生による研修医のための勉強会

「胸部画像から診断に迫る」を開催しました.

この日の内容は…

①胸部X線のスケッチ

②胸部X線読影の講義


電子カルテが一般的になった今日,胸部画像のスケッチは初めてという研修医のみんな.

赤青えんぴつを使って,悩みながら描いていきます.

後半の講義では,胸部画像を読影する際の基本的な専門用語や見落としてはいけないポイントなど,実際の症例をあげながら詳しく解説がありました.

「異常陰影を探すためには,まず正常画像を頭に叩き込むこと.正常がわかれば,異常に気付くことができます.そして,1つの異常を見つけて満足しないこと.

読影できるようになる近道はありません.

明日からどういう姿勢で読影に臨むか,1つひとつの症例にどう向き合うか,それが大事です」

と小暮先生からのメッセージに,頷く研修医のみんなでした.

小暮先生,ありがとうございました.

卒後教育研修センター

2022年7月25日月曜日

T&A Trainingを開催しました(2022.07)

 7月24日,NMC初期研修医向け救急初療コース

T&A Trainingを開催しました.

救急外来でよく遭遇する主訴(ショック,胸痛,呼吸困難,吐血,腹痛,頭痛,けいれん,麻痺)に接したときの,最初の10分間に行うべきアクションを身につけ,上級医,専門医に引き継ぐまでの初期診療をスムーズにマネジメントすることを目的としたシミュレーションコースです.

救急集中治療科,総合内科の医師たちが患者や家族,看護師を演じ,研修医が診察するという実戦形式で行われました.先生方のリアルな演技に,研修医たちは現場さながらの緊張感をもって臨んでいました.

まずは問診.ABCの評価です.実際に患者さんの身体に触れて診察することが重要であるとインストラクターの先生からのアドバイスがありました.

“ABCがおかしいぞ.臥位にして,バイタルチェックだ.部屋を移動し,OMI"


処置室に移動してからは,感染対策のためシミュレーター人形を使用し診察を進めます.


シミュレーションのあとは,フィードバックと各主訴に関するレクチャーです.テキストとインストラクターの先生方が作成してくださったアップデート資料を見ながら,救急初療の基本を学びました.

参加した研修医からは「実症例をもってシミュレーションすることで,すぐに現場で活かせるトレーニングでした」「資料がわかりやすくて勉強になりました」と感想を聞きました.

研修医のみなさん,おつかれさまでした.

インストラクターの先生方,ありがとうございました.

卒後教育研修センター

2022年7月20日水曜日

救急科専門研修プログラム紹介動画を公開しています

今年度より新たにスタートしました

名古屋医療センター救急科専門研修プログラムの紹介動画を公開しています.

名古屋医療センター 救急科専門研修プログラム紹介(YouTube)

当プログラムの特徴は…

ER初療からICU全身管理まで数多く経験可.IVRも!

・内因,外因,中毒など診療科,年齢に関わらず受入

・救急搬送年8000台以上,CPA年500例の受入実績

・重症外傷,ショック,術後など全身管理を数多く経験

・ER, ICU,IVRの各専門医による指導

・専攻医の希望に応じて研修先をアレンジ可能

・臨床研究は専門家のサポートあり

・勤務時間調整可能でon/offハッキリ

・全国の特色ある有名病院と連携

当院では,救急科のほかに内科,外科,眼科の4領域において専門研修基幹プログラムを取得しており,専攻医を募集しています.

詳細は当院ホームページをご覧ください.

名古屋医療センターHP>専門研修プログラムについて(専攻医募集要項)

(※眼科は現在募集しておりません)

卒後教育研修センター

2022年7月14日木曜日

6/4東海北陸地区臨床研修病院合同説明会(WEB)アーカイブ公開のお知らせ

 


6/4に開催されました東海北陸地区臨床研修病院合同説明会(WEBセミナー)

配信アーカイブが公開されました.

当院の研修医が病院の特徴や研修生活について紹介しています.

ぜひご覧ください.

https://resident.mynavi.jp/events/detail/5913

※アーカイブを視聴するには,マイナビRESIDENTさんへの会員登録が必要です.

卒後教育研修センター

2022年7月6日水曜日

レジナビフェア2022福岡に出展します

 7月10日,

“レジナビフェア2022福岡”に名古屋医療センターブースを出展いたします.

会場は博多国際展示場です.


◆「地元である名古屋へ帰ってきたい!」「3次救急で研修したい!」「出身大学に幅のある病院がいい!」という思いで,名古屋の3次救急病院を一通り見学しました.その中でも一番バランスがとれていると感じたのが名古屋医療センターでした.
勉強や診療に関して,特段ここでしかできないというのは多分あまりなくて,どこの病院であってもできる経験はほぼ一緒だと思います.しかし,自分がここで研修して良かったと思っているのは,“仲間”に出会えたことです.いろいろな所から集まった同期がいて,自分なりの考えを持って研修し,時には助け合いながら,時にはケンカをしながら,仲良く2年間の初期研修を過ごすことのできる環境が整っているというのが一番の当院の魅力だと思います.
(H31.3月に当院初期研修を修了し,現在は当院腎臓内科M医師)


研修病院をお探しの医学生のみなさん,ぜひ当院ブースへお立ち寄りください.
当院の研修の特徴や病院選びのアドバイスなど,研修医がお伝えします.

学生のみなさんにとって病院選びは,初めてのことばかりで悩んだり,多くの情報の中から何を選択するべきか迷うこともあると思いますが,ブースで直接お話しすることで少しでもみなさんのお力になれれば嬉しいです.


コロナ禍でオンライン開催が続いていたここ数年でしたが,久しぶりに会場でのリアル開催となった今年,やはり直接会って顔を見てお話しするということの大切さと楽しさを実感しています.また参加した研修医が違う病院で研修している大学時代の同級生と再会し,「久しぶり~!元気?」などと近況を報告しあう姿が,とても微笑ましくて,これがレジナビフェアの醍醐味だと感じます.いま働く場所は違っても,全国の病院で同じ思いでがんばっている仲間がいると思うと,また明日からもがんばろう!というパワーをもらえるようです.
医学生のみなさんには,そんな輝く研修医たちの姿を見て,ご自身の近い未来像を思い描いていただけると思います.

研修医,指導医,スタッフ一同,お待ちしています!
卒後教育研修センター

2022年7月5日火曜日

当院HP“初期研修医の声”を更新しました(2022.7)

名古屋医療センターホームページ

“初期研修医の声”を更新しました.

当院研修医が,自身の病院選びの経験や医師として働き始めた率直な感想などを書いています.研修病院選びに悩んでいる医学生のみなさんのお力になれれば嬉しく思います.

ぜひご覧ください!

名古屋医療HP>初期研修医の声

卒後教育研修センター

2022年7月4日月曜日

令和4年度 第1回CPCを開催しました

 6月29日,今年度第1回のCPCを開催しました.

コロナ禍でオンライン開催が続いていたここ数年ですが,今回久しぶりに会場に集まって開催することができました.


今回の症例は

胆管炎・肺炎の加療中の急速な経過で死亡した透析患者の1例

腎臓内科の三林先生の指導のもと,研修医1年次のS医師,T医師,F医師の3名が臨床サイドのプレゼンを担当しました.

臨床サイド,病理サイドのプレゼンの後,活発な議論が行われました.

総合司会は腎臓内科の中村先生が務めました.

研修医にはなかなか難しい症例で,質問するのも少し戸惑いがあるようでしたが,

参加した内科専攻医や腎臓内科,病理診断科の先生たちのディスカッションを聞くことで,

さまざまな視点からの考えを知り,刺激を受けたCPCでした.


次回は10月頃に開催予定です.

卒後教育研修センター

2022年6月28日火曜日

レジナビフェア2022大阪に出展します

 7月3日(日),

“レジナビフェア2022大阪”に名古屋医療センターブースを出展いたします.

会場はインテックス大阪です.

■出身大学に偏りのない新しい環境で研修を始めたいと考えている方
■多くの症例を経験し,救急対応力を身につけたいと考えている方
■充実した指導体制のもとで,ステップアップしていきたいと考えている方

医師としての資質形成に大きくかかわる初期研修の2年間,みなさんを温かくサポートしてくれる「人」がここにいます!

研修病院をお探しの学生のみなさん,ぜひ当院ブースへ足をお運びください.
当院の研修の特徴や病院選びのアドバイスなど,研修医が生の声をお伝えします.

学生のみなさんにとって病院選びは,
初めてのことばかりで悩んだり,たくさんの情報の中から何を取捨選択するべきか迷うことも多いと思いますが,
ブースで直接お話しすることで,少しでもみなさんのお力になれればうれしいです.

研修医,指導医,スタッフ一同,お待ちしています!
卒後教育研修センター


2022年6月21日火曜日

病院説明会(初期研修/専門研修)を開催しました(2022.6)

 6月19日,

名古屋医療センター病院説明会(初期研修/専門研修)を開催しました.

会場へお越しくださった方,オンラインでご視聴くださった方,ありがとうございました.

プログラム①初期研修紹介では,1年次のN医師が当院の初期研修の特徴やERでの働き方についてお話ししました.

プログラム②ER紹介では,救急集中治療科の東郷医師が当院ERの特徴をお話ししました.当院のERは総症例数に対し重症例の割合が高いのがひとつの特徴です.そのため1例1例を比較的しっかりと時間をかけて診ることができます.ER専属医が常駐し,毎日振り返りカンファレンスを行うなど教育体制が整っています.ERローテーションや当直業務での診療経験を重ねることで,必ず救急対応の力をつけていくことができます.

プログラム③静脈採血をやってみよう!では,小グループに分かれて採血シミュレーターを使って実技体験をしました.同時に質疑応答タイムにもなり,和気あいあいとした雰囲気で学生のみなさんと研修医たちが話す様子がありました.

休憩をはさみ,第2部では当院の専門研修プログラムの説明を内科,外科,救急科の3つの領域ごとに行いました.

昨年に引き続き,新型コロナウイルスの流行により研修病院探しに苦労されている学生の方も多いと思います.今回の説明会が,病院選びのきっかけや決め手となったり,みなさんにとって実りある時間となっていれば嬉しいです.
卒後教育研修センター