★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★

当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.

https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/

日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)




2022年8月22日月曜日

令和5(2023)年度初期臨床研修医採用試験を実施しました

 8月6日,13日,20日の3週にわたり,

令和5(2023)年度初期臨床研修医採用試験を実施いたしました.


昨年と同様に新型コロナウイルスの影響が続く中,病院説明会や見学受け入れが中止になるなど就職活動が思うように進まなかったことも多かったと思います.

そのような中,数ある研修病院の中から当院を選んで受験してくださったみなさんに,心より感謝申し上げます.


真剣な眼差しで面接に臨まれる受験生のみなさんの姿に,我々スタッフも大変刺激を受けました.

当院の採用試験では,研修医による面接と幹部・指導医による面接の2種類の面接を受けていただいています.来年4月からもっとも近い上級医となる現1年次研修医が,採用活動に積極的に関わっているのです.研修医による面接は,いわゆる「面接」といった畏まったものではなく,受験生のみなさんの緊張が和らぐような「対話」の時間となるよう工夫しています.

研修医たちは診療科のローテーション研修の合間の時間を見つけては面接の方法や受験生の方への言葉がけなどについて話し合いを重ねてきました.準備を進める中で,意見を出し合ったり,その意見をまとめたり…1年次研修医のチーム力がまた一段とアップしたように感じました.

面接を終えた研修医たちは,

「限られた面接時間の中で受験生のみなさんを評価するというのはとても難しいと感じました.みなさんとても真剣に受け答えをしてくださって,来年からぜひ一緒に働きたいと思う方ばかりでした.来年から自分たちが先輩として働くのだという意識を改めて持つことができました」

と充実した顔つきで感想を話してくれました.面接を終えた研修医のみんなの背中がとてもたくましく見えました.

ぜひ来年度4月,名古屋医療センターの仲間として一緒にスタートが切れることを楽しみにしております.

卒後教育研修センター

2022年8月4日木曜日

研修医勉強会「胸部画像から診断に迫る」(2022.08)

 8月3日夕方,

呼吸器内科の小暮先生による研修医のための勉強会

「胸部画像から診断に迫る」を開催しました.

この日の内容は…

①胸部X線のスケッチ

②胸部X線読影の講義


電子カルテが一般的になった今日,胸部画像のスケッチは初めてという研修医のみんな.

赤青えんぴつを使って,悩みながら描いていきます.

後半の講義では,胸部画像を読影する際の基本的な専門用語や見落としてはいけないポイントなど,実際の症例をあげながら詳しく解説がありました.

「異常陰影を探すためには,まず正常画像を頭に叩き込むこと.正常がわかれば,異常に気付くことができます.そして,1つの異常を見つけて満足しないこと.

読影できるようになる近道はありません.

明日からどういう姿勢で読影に臨むか,1つひとつの症例にどう向き合うか,それが大事です」

と小暮先生からのメッセージに,頷く研修医のみんなでした.

小暮先生,ありがとうございました.

卒後教育研修センター