★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★

当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.

https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/

日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)




2016年1月19日火曜日

2年生になる前に...~1年生研修振り返りの会~

当院の15人の研修医1年生
気がつけば,研修がスタートして早10ヶ月が経とうとしています.

1月18日は,
卒後教育研修センターの副センター長,総合内科医長の脇坂医師が
2年生になる前に
と題して,1年生研修振り返りの会を開催してくださいました.

10ヶ月の研修生活を振り返って,
①努力したこと,うまくいったこと,よかった経験,
②失敗したこと,後悔していること,反省したい経験,
③成功と失敗を踏まえて…1年後にどんな自分(たち)になっていたいか,
 そのためにできることは?

各自でワークシートに記入の後,グループで発表し合います.
ローテーションが終わるとき,患者さんが「会えなくなるのが寂しい」と言ってくださったことが嬉しかった.
ERでの経験を積んで,患者さんの重症度がわかるようになってきた.
プレゼンテーションで上手く伝えることができず,厳しく指導を受け反省した.
何もできない自分に苛立ちを覚えることが多く,病棟に行くことが怖くなる時期があった.

日々の業務の中では,こうした自分自身の振り返りの時間をとることがなかったという研修医のみんな.
自分の経験を思い出したり,仲間の話を聞いて,涙する人もいました.
同期の仲間の経験や思いを共有し,お互いへの感謝尊敬の気持ちを素直に話してくれました.

また今回の会のために,2年生と3年目のレジデントの先輩たちがメッセージをくれました.
「●●先生のような医者になりたい」
そう思える先輩が近くにいるはず.
今度は自分がそう思ってもらえるようになってほしい,
目標,憧れの連鎖を起こしてほしい,と脇坂医師のメッセージ.

信頼しています.
期待しています.

患者さんを「引き受ける」ことの意味,
Our Responsibility

4月からの2年目研修スタートに向けて
残り2ヶ月の助走期間に,より一層の力を注ごうと,
決意を固める1年生たちでした.
卒後教育研修センター

2016年1月13日水曜日

セミナー開催のお知らせ



勉強会のお知らせが続きます!

平成28年3月12日(土)15:00より,研修医向け勉強会を開催いたします!

第34回 名古屋医療センター 研修医のためのブラッシュアップセミナー

「~ERで明日から使える~ 整形外傷 骨折の診かたと初期治療」

日時:平成28年3月12日(土)15:00~18:20
場所:名古屋医療センター 中病棟4階 スキルアップラボ室
講師:さいとう整形外科リウマチ科  院長 斉藤 究 先生
※当日は参加費として,500円ご負担いただきます.(学生さんは無料です)

勉強会の対象は主として初期研修医ですが,学生さんからベテランの医師の方まで
ご参加いただけます.皆さんに楽しんでいただければと思います!

参加ご希望の方は,下記URLの申込みフォームよりエントリーをお願いいたします!

申込みフォームはこちら⇒http://goo.gl/forms/1HGFP9MeuA
卒後教育研修センター

セミナー開催のお知らせ



平成28年2月13日(土)14:00より,
南郷栄秀先生のEBMセミナー
を開催いたします!

昨年6月に第1弾を開催,大好評だったEBMセミナー.(第1弾のようすはこちら
待望の第2弾です.

診療の中で実践的なEBM教育を行っている南郷先生の,
生「なんごろく」が再び聞ける貴重な機会です.

EBMをしっかり学びたいあなたも
ついていけるかちょっと心配...なあなたも
第1弾に参加してくださった貴方も
そうでない方も
是非ご参加ください!

初期・後期研修医はもちろん,指導医,学生の方も大歓迎です.

参加ご希望の方は,下記URLの申込みフォームよりエントリーをお願いいたします.

申込みフォームはこちら⇒http://goo.gl/forms/KtGcKunqF2

卒後教育研修センター

2016年1月4日月曜日

研修評価のようす

あけましておめでとうございます.
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます.

2016年スタートの記事は,研修評価のようすをお伝えします.

研修医は,各診療科を約4週間ごとに(長期間の研修が求められる診療科や個人の希望によっては6週間~8週間の場合もあります)ローテーションしながら臨床研修をしています.

ローテーションが修了すると,各診療科の指導医から研修の評価を受けます.
患者-医師関係の医療における重要性を理解できたか,
医療における安全管理の重要性を理解できたか,
TPOにあった症例呈示をわかりやすく行うことができるか,
等の臨床研修の到達目標Ⅰ行動目標(厚生労働省)に基づく項目と
各診療科における専門的な研修内容の項目の評価です.

写真は,神経内科のローテーションを終えた研修医1年次の柴田医師と
神経内科の奥田副院長の評価個人面談のようすです.
 
基本的神経学的診察を習得できたか,
神経疾患の診断,評価に必要な臨床検査を習得できたか,
脳出血,脳梗塞,てんかん,パーキンソン症候群等の症例を受け持ち,その病態,治療法について概略を述べることができるか,
主な薬物療法(抗血小板薬,抗脳浮腫薬等)について理解できたか,
等,ひとつひとつの項目について復習,確認をしながらじっくり時間をかけて
フィードバックします.
 
面談中,用紙いっぱいにメモをとっていた柴田医師.
「この調子で続けてがんばって研修してくださいね」という副院長の言葉を受けて,
「ありがとうございました!がんばります!」という元気な笑顔が印象的でした.
 
卒後教育研修センター