本年もどうぞよろしくお願い申し上げます.
2016年スタートの記事は,研修評価のようすをお伝えします.
研修医は,各診療科を約4週間ごとに(長期間の研修が求められる診療科や個人の希望によっては6週間~8週間の場合もあります)ローテーションしながら臨床研修をしています.
ローテーションが修了すると,各診療科の指導医から研修の評価を受けます.
患者-医師関係の医療における重要性を理解できたか,
医療における安全管理の重要性を理解できたか,
TPOにあった症例呈示をわかりやすく行うことができるか,
等の臨床研修の到達目標Ⅰ行動目標(厚生労働省)に基づく項目と
各診療科における専門的な研修内容の項目の評価です.
写真は,神経内科のローテーションを終えた研修医1年次の柴田医師と
神経内科の奥田副院長の評価個人面談のようすです.
基本的神経学的診察を習得できたか,
神経疾患の診断,評価に必要な臨床検査を習得できたか,
脳出血,脳梗塞,てんかん,パーキンソン症候群等の症例を受け持ち,その病態,治療法について概略を述べることができるか,
主な薬物療法(抗血小板薬,抗脳浮腫薬等)について理解できたか,
等,ひとつひとつの項目について復習,確認をしながらじっくり時間をかけて
フィードバックします.
面談中,用紙いっぱいにメモをとっていた柴田医師.
「この調子で続けてがんばって研修してくださいね」という副院長の言葉を受けて,
「ありがとうございました!がんばります!」という元気な笑顔が印象的でした.
卒後教育研修センター
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