★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★

当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.

https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/

日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)




2021年3月3日水曜日

研修医勉強会「I♥IVR」(2021.02)

 2月19日夕方,

救急集中治療科の金原先生による研修医のための勉強会

「I♥IVR」が開催されました.

会場とオンラインのハイブリッド開催で,研修医のほかに救命救急センターとERの看護師のみなさんも数多く参加し,にぎやかな勉強会となりました.


IVR(Interventional Radiology)とは,画像下治療…X線やCT,超音波などの画像診断装置で体の中を透かして見ながら,細い医療器具(カテーテルや針)を入れて,標的となる病気の治療を行うというものです.

放射線科の医師が担当することが多いIVRですが,救急専門医とIVR専門医の資格をもつ金原先生は救急の現場でIVRを行う愛知県下でも数少ないER医です.

勉強会ではいくつかの症例を提示しながら,緊急IVR,外傷IVRについて重要なポイントの解説がありました.


当院の救急受診患者数データ(2019年)をみると…

総受診 16,558件

救急搬送 9,835件

CPA 424件

救急車・CPAが多く,Walk-inが少ない…重症者割合が比較的高いのが特徴といえます.

当院はER,ICU,IVRがシームレスに繋がっています.ERでは軽症から重症まですべての患者さんを診て,重症な例はすぐにICU,IVRへ繋ぎ継続的な治療ができます.

名古屋医療センター 救急集中治療科紹介(YouTube)


名古屋医療センターの初期臨床研修プログラムでは,1年次と2年次にそれぞれ1ターム(4週)ずつERを,1年次の後半から2年次に1.5ターム(6週)ICUをローテーションします.ERローテ時には金原先生のもとでIVRを経験した研修医もいます.

「緊急時こそチームワークの見せ所.緊急時だからこそ準備が大事」と話していた金原先生.救急の現場で医療スタッフとして働く“面白み”“魅力”を教わった勉強会でした.

卒後教育研修センター

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