3月19日夕方,
救急集中治療科の金原先生による研修医のための勉強会
「大切なモノの明日を守るために ―東日本大震災から10年目の節目に―」
が開催されました.
金原先生が,藤田医科大学病院 救急総合内科の岩田先生,当院救急集中治療科の近藤先生とともに東日本大震災の被災地に行った時の体験を話してくださいました.
金原先生はおよそ1か月間,被災地の医療スタッフと協力して診療に携わりました.スタッフと良好な関係を築くことの大切さ,医療資源の保管の難しさなど,テレビや新聞では報道されていない写真も用いて現場のリアルな状況を知ることができました.
国立病院機構で働く医療者として,何らかの大災害が起きた際には対応しなければならない立場であることを自覚し,有事の時にどのように対応すべきか自分なりに考えておくことが必要であると,改めて学んだと研修医は話していました.
「大切な人を守るためにどのような行動をとるべきか,日頃から考えておきましょう」
というメッセージが心に響いた勉強会でした.
卒後教育研修センター
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