夕方の研修医勉強会の時間に
毎年恒例の年度末ふりかえりの会を開催しました.
今年担当してくださったのは,総合内科レジデントの溝口先生と呼吸器内科レジデントの石田先生.
入職した4月にそれぞれ考えた“初心”を思い出し,研修生活を振り返って
よかったこと・うまくいったこと,よくなかったこと・うまくいかなかったことについて考えてみました.
溝口先生からは,自身の経験した症例をもとに
■「何が起きているのかよくわからなくても,なんとなく危険そう」という感覚を大事にしたい
■悪気なくつかった自分の一言が,思いがけず相手を傷つけることがあるということ
■どうしたらいいかわからない時というのがこれからたくさん訪れると思うけれど,そんな時はとりあえず動いてみること
■他人を責めない自分でありたい
という心に響くメッセージをいただきました.
ベテラン指導医の先生方から教わることはもちろんとても重みがありますが,
こうして年次の近い先輩から伺うお話には,また違う意味で大きく共感できる研修医が多いのではないでしょうか.
まもなく新年度,
2年次のみんなは専門の道へ進み,今まで以上に責任ある決断が迫られる場面に多く立ち会うことになるでしょう.
1年次のみんなは後輩ができ,教える立場になって今まで以上に悩むことが増えるかもしれません.
みんな不安な気持ちを抱えています.
しかし石田先生から,
1年目よりも2年目,2年目よりも3年目,3年目よりも4年目,年次が上がるほどもっともっと楽しくなるよ!
というとても前向きなメッセージをいただき,会の終わりには研修医のみんなの顔も明るく「よし!4月からがんばろう!」という雰囲気になっていたように感じました.
先輩から後輩へ,想いがリレーされた,バトンがつながれた会でした.
溝口先生,石田先生,ありがとうございました!
卒後教育研修センター
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