長谷川院長の「夕方の勉強会の時間に,研修医と話す時間をもちたい」という発案により,
“院長 × 研修医 交流会”が6/8に開催されました.
長谷川院長は「本当なら,こんな会は食事をしながら,お酒を飲みながら,したいものだけど.今は難しいからね.今日はこんな形で」と会議室にイスを並べて,交流会は始まりました.
まずはお互いを知ることから…と,一人ひとり自己紹介をしました.大学時代の部活動や趣味などの話で和やかな雰囲気になりました.長谷川院長は「学生時代にやっていたスポーツや活動は,働いてからもぜひ続けると良いですよ.職場でも同じ趣味の仲間を見つけてチームを作ったりして」と話しました.
それから医師としても社会人としても1年目である研修医のみんなへ
「自分が研修医だった頃は,主治医が昼夜関係なく担当する患者さんを診る時代で,夜寝ずに当直をして翌日もフラフラしながら,倒れないように机の角をこっそり掴みながらやっと立って診療にあたるなんてことも普通でした.今は社会の変化とともに,そんな時代ではなくなったね.働き方改革ということを聞いたことがあると思うけど,on/offをはっきりとさせることが求められる.ただそれは患者さんを診ないということではなくて,きちんと情報を共有して途切れることなく次の担当へ繋いでいくということです.やることを意識的に考える.決められた時間内で物事を達成していく.時間の管理,働き方の確立が非常に大切です.
患者さんのために,患者さんを第一に考えて.自分が怒られることを恐れてはいけないです.すべて患者さんのためと思えば,恐れることなく意見を言うことが大事.知らないことは知らないと言うこと.できないことは『できないから助けて』と言うこと.できることはどんどんやる!すべては患者さんを助けるためです」
というメッセージがありました.
長谷川院長が「院長に質問!なんでも聞きたいことを聞いて!なにか要望はないですか?」と研修医に投げかけると,
研修医は「自分も(長谷川院長と同じ)呼吸器内科を志望していますが,院長先生のご専門分野に進まれた経緯についてお聞きしたいです」と質問したり,「●●という雑誌を定期購読したいのですが,研修医の共用図書として病院で購入してもらえないでしょうか?」とお願いしたりしていました.
長谷川院長は最後にメンタルヘルスの大切さを研修医に話しました.
「自分のメンタルがおかしいなと思ったら早い時点で相談してほしいです.メンタル不調に陥ったとき,若いと経験もないし,知識も少ない.早い時点でいろんな人に聞いて解決策を探すことが大切です.ひどくなるとそのうち『おかしい』という感覚がわからなくなるからね」
最初は表情の少し硬かった研修医たちでしたが,長谷川院長のお話や同期の仲間の普段はあまり聞かないような話を聞いて,会の終わりにはいつもの楽しそうな表情になっていました.
卒後教育研修センター
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