7月3日(日),
“レジナビフェア2022大阪”に名古屋医療センターブースを出展いたします.
会場はインテックス大阪です.
■出身大学に偏りのない新しい環境で研修を始めたいと考えている方★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★
当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.
https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/
日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.
興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)
7月3日(日),
“レジナビフェア2022大阪”に名古屋医療センターブースを出展いたします.
会場はインテックス大阪です.
■出身大学に偏りのない新しい環境で研修を始めたいと考えている方6月19日,
名古屋医療センター病院説明会(初期研修/専門研修)を開催しました.
会場へお越しくださった方,オンラインでご視聴くださった方,ありがとうございました.
プログラム①初期研修紹介では,1年次のN医師が当院の初期研修の特徴やERでの働き方についてお話ししました.長谷川院長の「夕方の勉強会の時間に,研修医と話す時間をもちたい」という発案により,
“院長 × 研修医 交流会”が6/8に開催されました.
長谷川院長は「本当なら,こんな会は食事をしながら,お酒を飲みながら,したいものだけど.今は難しいからね.今日はこんな形で」と会議室にイスを並べて,交流会は始まりました.
まずはお互いを知ることから…と,一人ひとり自己紹介をしました.大学時代の部活動や趣味などの話で和やかな雰囲気になりました.長谷川院長は「学生時代にやっていたスポーツや活動は,働いてからもぜひ続けると良いですよ.職場でも同じ趣味の仲間を見つけてチームを作ったりして」と話しました.
それから医師としても社会人としても1年目である研修医のみんなへ
「自分が研修医だった頃は,主治医が昼夜関係なく担当する患者さんを診る時代で,夜寝ずに当直をして翌日もフラフラしながら,倒れないように机の角をこっそり掴みながらやっと立って診療にあたるなんてことも普通でした.今は社会の変化とともに,そんな時代ではなくなったね.働き方改革ということを聞いたことがあると思うけど,on/offをはっきりとさせることが求められる.ただそれは患者さんを診ないということではなくて,きちんと情報を共有して途切れることなく次の担当へ繋いでいくということです.やることを意識的に考える.決められた時間内で物事を達成していく.時間の管理,働き方の確立が非常に大切です.
患者さんのために,患者さんを第一に考えて.自分が怒られることを恐れてはいけないです.すべて患者さんのためと思えば,恐れることなく意見を言うことが大事.知らないことは知らないと言うこと.できないことは『できないから助けて』と言うこと.できることはどんどんやる!すべては患者さんを助けるためです」
というメッセージがありました.
長谷川院長が「院長に質問!なんでも聞きたいことを聞いて!なにか要望はないですか?」と研修医に投げかけると,
研修医は「自分も(長谷川院長と同じ)呼吸器内科を志望していますが,院長先生のご専門分野に進まれた経緯についてお聞きしたいです」と質問したり,「●●という雑誌を定期購読したいのですが,研修医の共用図書として病院で購入してもらえないでしょうか?」とお願いしたりしていました.
長谷川院長は最後にメンタルヘルスの大切さを研修医に話しました.
「自分のメンタルがおかしいなと思ったら早い時点で相談してほしいです.メンタル不調に陥ったとき,若いと経験もないし,知識も少ない.早い時点でいろんな人に聞いて解決策を探すことが大切です.ひどくなるとそのうち『おかしい』という感覚がわからなくなるからね」
最初は表情の少し硬かった研修医たちでしたが,長谷川院長のお話や同期の仲間の普段はあまり聞かないような話を聞いて,会の終わりにはいつもの楽しそうな表情になっていました.
卒後教育研修センター
卒後教育研修センターでは年に2回,研修医のフィードバック面談を行っています.
研修医一人ひとりと,センター長または副センター長の先生が30分程ゆっくりと話をします.
日頃の研修で良かったことや印象的だった経験,うまくいかなかったこと,困っていること,悩んでいること,進路や休日の過ごし方,病院への要望など話題は多岐にわたります.
またある日の面談で,副センター長の小暮先生は
「研修が始まって2か月が経ち,ERや病棟での動き方がわかってきました」という研修医に
「たしかにそれはそうだね.ただ動き方が分かるというのは単に環境に慣れて作業ができるようになっただけで,医師としての本質ではないからね.まず患者さんをみて考えることが何より大事.カルテの前に座る前に,まず考えること.いきなり検査をするのではなくて,診断のためにどんな検査が必要か考えて.無駄な検査は患者さんの不利益になるからね」とアドバイスしていました.
研修医が「鑑別に挙げたものにもれがあることが多くて反省ばかりです」と悩みをこぼすと,
「当たり前だけど,今は知識が少ないからね.いつもなにか見落としているはずだと思って患者さんにあたることが大切です.問診,診察の仕方を工夫して,そして勉強すること.●●な症状から▲▲という鑑別が挙がる,じゃあ▲▲という鑑別で考えられる症状は他にどんなものがあるか?というように,関連する知識を『輪』のように広げていく勉強法が良いと思います.
それから大変な状況を体感すること.100回教科書を読むよりも,1回の経験が力になることがよくあります.怖さと無力感を実感することが成長への近道です.だから,たくさん病棟へ足を運んで,1st callを自分にもらえるようにしてください」と話していました.
忙しい普段の研修の中では,自身を客観的に振り返る機会はなかなか無いものです.
研修医たちはそれぞれ,自身の経験や思いを話し,指導医から褒められたりアドバイスをもらったりして,また明日からがんばろう!という表情で面談を終えていきました.
卒後教育研修センター
名古屋医療センターホームページ
“令和5(2023)年度 専門研修プログラムについて(専攻医募集要項)”を更新いたしました.
名古屋医療センターでは,
■内科専門研修プログラム
■外科専門研修プログラム
■救急科専門研修プログラム
において令和5(2023)年度の専攻医を募集いたします.
詳細はホームページをご覧ください.
名古屋医療センターHP 専門研修プログラムについて(専攻医募集要項)
6/19(日)開催の病院説明会では,初期研修に加えて専門研修についても紹介予定です.
ご興味のある方は,お気軽にお申込みください.お待ちしています.
名古屋医療センター病院説明会(初期研修/専門研修)のお知らせ
卒後教育研修センター
令和5(2023)年度初期臨床研修医の募集を開始いたしました.
詳細は名古屋医療センターホームページをご覧ください.
全国の医学生のみなさん,
医師としての第一歩を
名古屋医療センターの温かな研修環境の中でスタートしませんか?
ご応募をお待ちしております.
卒後教育研修センター