先日の研修修了式の中で
令和2年度ベスト研修医賞の発表がありました.
診療科・病棟と,研修医と関わりの深かったERの看護師の皆さん,専攻医や1年次研修医たちの投票によって選ばれた,2年間でもっとも活躍した研修医を“ベスト研修医”として表彰しています.
今年,栄えあるベスト研修医賞に輝いたのは…
T医師です.
投票に際して寄せれたコメントには,「どんな状態でも焦らず視野が広い」「人望がある」「患者さんに真摯に向き合っている」「医学的なことに加えて接遇や謙虚さが素晴らしい」「丁寧に,そして積極的に仕事に取り組んでいた」などがありました.
T医師は受賞のあいさつで,
「コロナ禍で距離を保つことが求められ,友人関係にもそれが影響しているのではと心配していると院長先生は仰いましたが,そんな心配は全くなく,本当に良い仲間に出会えて,密な関係を築くことができました.一緒にお酒を飲む機会こそ少なかったものの,診療に関することで悩みや喜びを共有したり,夜遅くまで勉強したり,休日は一緒に筋トレをしたり…本当に楽しい2年間でした.3年目は当院で引き続き救急科専攻医として研修します.ERで研修医と関わることが多いので,これまで学んだことを少しでも伝えていけたらと思います」
と話しました.
いつも穏やかな笑顔で,上級医からも信頼されているT医師.
「T先生に任せているから大丈夫!」と,普通なら嫌だな…困ったな…と思ってしまうことでも,T医師は前向きに対応してくれます.
“挑戦なき者に成功なし”
名古屋医療センター令和2年度研修医のスローガンです.
困難な状況の中でも挑戦する気持ちを失うことなく,お互いを助け合い,支え合いながら修了の日を迎えました.
卒後教育研修センター
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