4月1日に入職した新研修医は,およそ1週間ほどかけてオリエンテーションを受けます.
プログラムは,全新入職員対象の医療安全や感染管理についての講義,BLSやAED,輸液ポンプ等の実習や縫合練習,電子カルテの操作方法を学んだり,多職種実習をしたりと盛りだくさんです.
この間にローテーションを決定,平日夕方と土日には2年次研修医についてERでの業務を覚える“PreER”を経験し,診療科での研修とERの当直業務に備えます.
オリエンテーション初日,卒後教育研修センター長の近藤貴士郎先生(救急集中治療科ER室長/総合内科医長)より新研修医に向けてあいさつがありました.
新型コロナウイルス感染拡大が収まらない中,みんなの研修開始は特殊な状況下であるといえます.また臨床研修ガイドラインの改訂や新専門医制度,みんなを取り巻く状況は刻一刻と変化を続けています.しかし,どんな状況であっても,臨床に真摯な態度で臨み,基本を忠実におさえていくということを忘れないでください.そうすれば将来どのような道に進むとしても,この2年間が揺るがないみんなの土台になります.
またこのような状況下では大人数が集まる勉強会等を開催することが難しいですが,これは自学自習の習慣を身につけるチャンスでもあります.情報をシェアし,ぜひ研修医全体でレベルアップを図ってください.
2年間,楽しく頑張りましょう.
卒後教育研修センターは,2年間の初期研修を継続的にサポートする部門です.
研修医のみんなを,いつもそばで応援しています!
卒後教育研修センター
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