11月13日,レジナビフェアオンライン中部Week2020に参加いたしました.
ご視聴くださった学生のみなさん,ありがとうございました.
学生のみなさんからいただいた初期研修に関するご質問にお答えいたします.
Q1.研修医の出身地はどこが多いですか?
A1.研修医の出身地・出身大学に偏りのないのが当院の特徴です.出身大学は北海道大学から琉球大学まで,さらに海外の大学出身の研修医もいます.愛知県出身の研修医もいますが,愛知県に縁もゆかりもない研修医も多く,皆さまざまな背景をもっていて多様性に富んでいます.
Q2.社会人経験者の応募はどのくらいありますか?
A2.別の学部を卒業(または中途退学),あるいは社会人経験を経て医学部に入り直した方の当院の採用試験受験者は,ここ数年は毎年数名いらっしゃいます.そのような方の中で,実際に当院にマッチして2年間の初期研修を修了した先輩医師もおります.採用試験において,年齢や経歴による受験生の区別は一切いたしませんので,ご安心ください.
Q3.求める人物像を教えてください
A3.患者さんはもちろん,院内のスタッフとコミュニケーションが良好に図れることが重要です.勉強の出来不出来よりも,何事にも積極的に前向きに,笑顔で頑張れる方と一緒にぜひ働きたいと考えています.
Q4.研修医でも学会発表はできますか?その際,補助はありますか?
A4.研修医も学会発表の機会があり,発表する場合は交通費・宿泊費が支給されます.当院は臨床研究センターがあり,研究に興味のある方はサポートを受けることができます.
Q5.現在COVID-19の影響で病院見学に伺えないのですが,見学の回数は採用に影響しますか?
A5.見学の回数は採用に影響しません.ただ,研修病院を選ぶにあたり実際に当院の診療科やスタッフの様子を見ていただくことは重要だと考えておりますので,1回は見学にお越しいただくことをおすすめいたします.またWEBによる見学(診療科の医師および研修医とオンラインでお話しいただきます)も随時受け付けています.
Q6.救急が強く,救急車搬送台数が1万近くということですが,症例を一つひとつ吟味し,ディスカッションする時間などはありますか?
A6.当院は重症症例が多いですが,walk in 症例が比較的少ない傾向にあります.ですから各症例をしっかりと時間をかけて診療できます.複数のER専属医が常駐し,毎日振返りカンファランスを行うなど十分な教育指導体制のもとで研修することが可能です.当直中もそのつど上級医に確認しながら診療できますし,有意義な症例は定期的に勉強会を開いて共有しています.
Q7.どのような手技ができますか?
A7.気管挿管,全身麻酔管理,腰椎穿刺,胸腔ドレナージ,開胸心臓マッサージ,中心静脈カテーテルなど,侵襲性の高い手技も上級医の指導のもとで経験できます.
初期研修に関して他に気になることやご質問がありましたら,お気軽に卒後教育研修センターまでメールでお問い合わせください.
メールアドレス:311-sotsugok@mail.hosp.go.jp
卒後教育研修センター