この3月に初期研修を修了したばかりの3年目の医師から新研修医に向けて,医師としての一歩を踏み出す今の気持ち「初心」を考えてみましょう,という内容です.
毎年,その学年のリーダーを務めた“元研修医”が担当するのが名古屋医療センターの伝統になっています.今年の担当はT医師,T医師は内科専攻医として3年目の研修をスタートさせています.
T医師は自身の初期研修開始時に考えた初心にまつわるストーリーを紹介し,その「初心」が3年目になった今でも医師として働く上で自分を支えるものとなっていると話しました.
さらにT医師は,研修医となって初めて書いたカルテをお守りとしていつも持っているのだと教えてくれました.そのカルテは今見ると恥ずかしいくらいに稚拙なものだけど,そのカルテにはびっしりと指導医の赤ペンが入っていて,これを見ると初心を思い出し,頑張ることができるのだということでした.
T医師の話を聞き,新研修医たちは一人ひとり自分自身と向き合い,心の内を白い紙に書き留めていました.
卒後教育研修センター
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