気がつけば,研修がスタートして早10ヶ月が経とうとしています.
1月18日は,
卒後教育研修センターの副センター長,総合内科医長の脇坂医師が
「2年生になる前に」
と題して,1年生研修振り返りの会を開催してくださいました.
10ヶ月の研修生活を振り返って,
①努力したこと,うまくいったこと,よかった経験,
②失敗したこと,後悔していること,反省したい経験,
③成功と失敗を踏まえて…1年後にどんな自分(たち)になっていたいか,
そのためにできることは?
各自でワークシートに記入の後,グループで発表し合います.
ローテーションが終わるとき,患者さんが「会えなくなるのが寂しい」と言ってくださったことが嬉しかった.
ERでの経験を積んで,患者さんの重症度がわかるようになってきた.
プレゼンテーションで上手く伝えることができず,厳しく指導を受け反省した.
何もできない自分に苛立ちを覚えることが多く,病棟に行くことが怖くなる時期があった.
日々の業務の中では,こうした自分自身の振り返りの時間をとることがなかったという研修医のみんな.
自分の経験を思い出したり,仲間の話を聞いて,涙する人もいました.
同期の仲間の経験や思いを共有し,お互いへの感謝と尊敬の気持ちを素直に話してくれました.
また今回の会のために,2年生と3年目のレジデントの先輩たちがメッセージをくれました.
「●●先生のような医者になりたい」
そう思える先輩が近くにいるはず.
今度は自分がそう思ってもらえるようになってほしい,
目標,憧れの連鎖を起こしてほしい,と脇坂医師のメッセージ.
信頼しています.
期待しています.
患者さんを「引き受ける」ことの意味,
Our Responsibility
4月からの2年目研修スタートに向けて
残り2ヶ月の助走期間に,より一層の力を注ごうと,
決意を固める1年生たちでした.
卒後教育研修センター