★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★

当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.

https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/

日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)




2021年1月21日木曜日

専門研修プログラムおよび診療科説明会の動画を公開しています

 1月12日に開催しました

名古屋医療センター専門研修プログラムおよび診療科説明会の動画をホームページに公開しています.

名古屋医療センターHP 専門研修プログラムおよび診療科説明会


COVID-19が感染拡大する中,見学にお越しいただく機会を持つこともなかなか難しい状況で,研修病院選びに苦労されている方も多いと思います.

ご興味のある診療科がありましたら,「個別WEB診療科説明会」も随時受け付けておりますので,お気軽にお申込みください.

また状況が許すようであれば,ぜひ見学にお越しください.

名古屋医療センターHP 医学生,研修医向け個別WEB診療科説明会

名古屋医療センターHP 病院見学のご案内

卒後教育研修センター

2021年1月20日水曜日

T&A Trainingを開催しました

 1月16日,NMC初期研修医向け救急初療コース

T&A Trainingを開催しました.


救急外来でよく遭遇する主訴(ショック,胸痛,呼吸困難,吐血,腹痛,頭痛,けいれん,麻痺)に接したときの,最初の10分間に行うべきアクションを身につけ,上級医,専門医に引き継ぐまでの初期診療をスムーズにマネジメントすることを目的としたシミュレーションコースです.

救急集中治療科,総合内科の医師たちが患者や家族,看護師を演じ,研修医が診察するという実践形式で行われました.先生方のリアルな演技に,研修医たちは現場さながらの緊張感をもって臨んでいました.



まずは問診.
“ABCがおかしいぞ.臥位にして,バイタルチェックだ.部屋を移動し,OMI”


処置室に移動してからは,感染対策のためシミュレーター人形を使用して診療を進めていきます.

検査結果の数値や画像を見ながら,どのような対応が必要か考えます.



実践のあとは,フィードバックと各主訴に関するレクチャーです.

インストラクターを務めてくださった大府あおぞら有床クリニックの吉岡先生から
「今年はCOVID-19流行の中で,このようなオフ・ザ・ジョブ・トレーニングがなかなか開催できず,研修医のみんながどれくらい診療の力を身につけているか少し心配していましたが,今日のみんなの姿を見ると,しっかり基本の力をつけていると安心しました.今日の講習会を明日からの診療に活かしてください」とコメントをいただきました.

研修医のみんな,おつかれさまでした.
インストラクターの先生方,ありがとうございました.
卒後教育研修センター

2021年1月12日火曜日

研修医勉強会「輸血」(2021.01)

 1月7日の夕方,

救急集中治療科の森田先生による研修医のための勉強会

「輸血」が開催されました.


緊急輸血,大量輸血に関して

オーダーの流れや注意点,記録の重要性や輸血による合併症,オーダー時における検査部からの要望など詳細に解説がありました.

具体的に電話でどのように指示を伝えるのがよいのか,明日からのERですぐに使えるとても実践的なレクチャーでした.

当院の初期研修を修了した森田先生は,救急集中治療科ICUで働くスタッフ医師です.当院では6週間のICUローテーションを必修としています.研修医はICUローテ時,森田先生のもとで指導を受けます.研修医の気持ちをよく理解してくださり,研修医が行う処置や検査に時間がかかってしまっても(もちろん患者さんにはご無理・ご負担のない範囲内で)いつも温かく見守ってくださると研修医は言います.時間が空いたときにはシミュレーター人形を使って手技の練習をしたり,頻繁に研修医のための勉強会を担当してくださる森田先生.

いつもありがとうございます.

卒後教育研修センター

2021年1月6日水曜日

研修医勉強会「低体温症」(2021.01)

 1月5日の夕方,

救急集中治療科の自見先生による研修医のための勉強会

「低体温症」が開催されました.

〔本日の目標〕低体温症の以下の内容について正しく理解しよう!

・定義と重症度

症状や兆候

・原因

・正しい体温測定法の選択

・復温方法と復温時の注意

・低体温症時のCPAの特殊性


低体温症は積雪地のような極寒の地だけで起こるものではなく,内科疾患をbaseにして発症することも多く,環境障害としてまとめて主に救急外来で対応を求められます.

ここ名古屋の土地で,当院のERでも冬の時期には1,2週間のうちに1度程,低体温症の患者さんが搬送されます.

この日の救急外来は非常に忙しく,ERをローテーション中の1年次研修医のH医師はお昼に食べそびれたお弁当を勉強会前に掻き込んでいました.

ERで患者さんの対応を終えてから駆けつけてくれた自見先生,予定より15分程遅れてスタートした勉強会でしたが,多くの研修医が熱心に耳を傾けていました.

自見先生,いつもありがとうございます.

卒後教育研修センター