★愛知県,名古屋で初期/後期研修を考えている医学生/研修医のみなさんへ★

当センターは,実り多き充実した研修生活が送れるよう,教育熱心な指導医と事務担当がチームとなって初期/後期研修医のみなさんを積極的にサポートしています.

https://nagoya.hosp.go.jp/interndoc-jr/

日頃の研修や勉強会の様子など当院の研修を体感いただけるような記事や,病院見学,説明会,採用活動関連の情報を随時発信してまいります.

興味のある方はのぞいてみてくださいね...φ(´ω`。)




2020年12月28日月曜日

研修医勉強会「中毒・OD」(2020.12)

 12月25日,

卒後教育研修センター長 救急集中治療科の近藤先生による研修医向け勉強会

「中毒・OD」が開催されました.

クリスマス♪の今日もたくさんの研修医が集まりました

近藤先生から
「大事な日に集まっていただいてありがとうございます.今夜予定がある人もいると思いますので,早めに終わりましょう(笑)」と前置きがあり,クリスマス勉強会は始まりました.

〔本日の目標〕
・中毒の基本的な診療の進め方を理解する
・中毒特有の治療法の適応がわかる
・あぶない中毒を認識できる

24時間365日,研修医の誰かが救急外来で患者さんの診療にあたっています.救急外来においては,多かれ少なかれ中毒の症例には必ず遭遇します.
10以上の症例を提示しながら,中毒の診療の進め方について研修医に質問を投げかけながら,詳しい解説がありました.

およそ80ページ(‼)のスライドで情報がぎっしりみっちりと凝縮された1時間超のレクチャー.中毒に苦手意識をもっていた研修医もいましたが,今日の勉強会を聞いて,自信をもって診療にあたることができそうです.

年末年始も毎日ERでがんばり続ける研修医たち.体調など崩すことなくみんなで元気に乗り切ってほしいと願うばかりです.

卒後教育研修センター

2020年12月16日水曜日

フィードバック面談のようす

 卒後教育研修センターでは年に2回,研修医のフィードバック面談を行っています.


研修医一人ひとりと,センター長または副センター長の先生が30分程ゆっくり話をします.

日頃の研修で良かったことや印象的だった経験,うまくいかなかったこと,悩んでいること,進路の話や休日の過ごし方など,話題は多岐に渡ります.

先日の面談で,副センター長の小暮先生は,手技が上手くできなくてひどく落ち込んでいるという1年次研修医に

「手技は準備とイメージが8割.ものを置く位置,足の位置,手の動かし方,目線の運び方,準備とイメージが整っていなければ上手くいかないのは当然です.上手な指導医をよく見て,その技術を盗み,繰り返し挑戦することで必ず上達しますよ.

ただ,手技が上手いことが医者としての能力が高いこととはいえません.もちろん上手であることに越したことはないけれどね.それよりも患者さんをきちんと診て,頭を使って考えることが大切.

たとえばERで,患者さんの訴えをどれだけ理解してあげられるかということを考えてみて.患者さんの訴えを聞く前にとりあえず血液検査!のようにしていないか,その検査は本当に必要なのか?鑑別は?入院すべきか?帰宅でよいのか?帰宅となったときに,その患者さんの訴えを本当にクリアしているかどうか.

とりあえず検査…のような無意味なルーティン化をしないこと.1例ずつ丁寧に診る,考える.これこそが何よりも大事だよ」

と話していました.

小暮先生「いま医師という仕事をしていて,怖いと感じる?」

研修医「はい,とても怖いです.ERでも,いつも怖い.いまは1年次という立場で上級医に頼ることが多いですが,2年次になって後輩ができたとき,さらに3年次になったときのことを考えると,本当に怖いです」

小暮先生「そうだよね.私も何十年と医師をしているけれど,今でも怖いよ.怖くないと思うようなら医師は辞めたほうがいい.その怖さに立ち向かうには,経験を積んで自分をステップアップさせること.やはり勉強することが大事だよ」


忙しい普段の毎日の研修の中では,自分のことを客観的に振り返る機会はなかなかないものです.

普段は悩みがあるようすや自身の弱みをあまり見せない研修医も,この面談のときは冷静に自己を振り返ることができるようです.

研修医たちはみんな自身の経験や思いを話し,指導医から褒められたりアドバイスをもらったりして,また明日からがんばろう!という表情で面談を終えていきました.

卒後教育研修センター

2020年12月14日月曜日

初期研修医のみなさまへ 専門研修プログラム説明会のお知らせです

 


令和4年度専攻医募集にあたり,

名古屋医療センター 専門研修プログラムおよび診療科説明会を開催いたします.

院外の方はオンラインでご参加ください.

オンライン会議ツールCisco Webex Meetingsを利用し,名古屋医療センターより配信いたします.

※眼科は本説明会での説明予定はありません.ご了承ください.


《日 時》2021年1月12日(火)17:00~18:50

《会 場》名古屋医療センター カンファレンスルームよりWeb配信

《対 象》専門研修プログラムを検討中の初期研修医(医学生の方も歓迎いたします)

《プログラム》(予告なく変更する場合があります)

■17:00            ご挨拶

■17:00-17:10    外科(基幹プログラム)

■17:10-17:20    内科(基幹プログラム)

■17:20-17:30    血液内科

■17:30-17:40    腎臓内科

■17:40-17:50    脳神経内科

■17:50-18:00    腫瘍内科

■18:00-18:10    呼吸器内科

■18:10-18:20    小児科

■18:20-18:30    救急集中治療科

■18:30-18:40    耳鼻咽喉科

■18:40-18:50    リハビリテーション科


参加ご希望の方は,こちらの申込みフォームらエントリーをお願いいたします.

みなさまのご参加をお待ちしております!

卒後教育研修センター

2020年12月8日火曜日

初期臨床研修病院説明会を開催しました

 12月5日,

名古屋医療センター初期臨床研修病院説明会を開催いたしました.

今回はCOVID-19感染拡大の状況を鑑み,すべての学生の方にオンラインでご参加いただきました.


プログラム①ERの紹介では,救急集中治療科の自見医師が当院ERの特徴について詳しくお話ししました.

学生の方からは,「多様な背景を持った方々が来院されるという具体的なイメージを持つことができ,大変興味深かったです」「救急車の搬送台数の多さに驚きました.名古屋医療センターならではの症例の特徴や,ERとICUの連携が良いことの利点などについて詳しく知ることができました」と感想をいただきました.

プログラム②1年次研修医による研修紹介では,羽田医師が当院研修医の出身大学の多様さや,ERでの時期ごとの到達目標などについてお話ししました.

学生の方から,「1年目の先生がどのように段階を踏んでステップアップしているのかがわかりやすく,自分が研修医になったときのことが想像できました」と感想をいただきました.

プログラム③当院初期研修を修了した3年次医師による研修紹介では,内科専攻医の梶田医師が自身の初期研修を振り返り,そのときの様子や研修医時代の経験が専攻医として働く現在にどのように影響しているかなどをお話ししました.

学生の方から「研修を終えた感想などを聞く機会はこれまでになかったため,大変参考になりました」「受け持ち患者さんについて誰よりも詳しくなることが研修医の仕事と指導医から教わったという言葉が印象的でした」と感想をいただきました.

全体の質疑応答の後は,グループに分かれて研修医とのフリートークの時間.学生の方からの疑問や質問に,研修医がお答えしました.「小さな疑問にも丁寧に答えてくれて大変有意義な時間でした」と学生の方から感想をいただきました.


今年は新型コロナウイルス感染拡大という異常事態により,研修病院探しに苦労されている学生の方も多いと思います.

今回の説明会が,研修病院選びのきっかけや決め手(!?)となったり,みなさんにとって実りある時間となっていれば嬉しいです.


参加してくださった学生のみなさん,

どこの病院で研修されることになっても

さまざまな経験を積み,良い指導医と出会い

必ずいいお医者さんになってくださいね!応援しています!

(左から)卒後教育研修センター長の近藤医師,研修医1年次5名,内科専攻医の梶田医師
卒後教育研修センター

2020年12月3日木曜日

クリニカル・クラークシップを受け入れています

 名古屋医療センターでは,医学部学生のクリニカル・クラークシップ(診療参加型臨床実習)を各診療科で受け入れています.

現在,愛知医科大学の学生の方が腎臓内科で実習中です.研修医たちともすっかりと打ち解け,研修医室で和気あいあいと話している姿も見られます.

先日は,学生さんが実際に採血をしていました.その相手は…研修医のY医師.

Y医師は学生の方に「いいね,上手だね」とアドバイスしながら採血されていました.


当院の研修医たちは後輩の指導にたいへん積極的で,実習や見学に来てくれた学生のみなさんには惜しみなくいろいろ教えたいと,日頃から「学生さんにこれをやらせてあげよう,あれはどうだろう」と考えている研修医もいるほどです.

クリニカル・クラークシップをきっかけに,当院を研修病院に選んだという先輩医師も多くいます.

学生のみなさん,当院へ実習・見学にお越しになったときには,ぜひ当院研修医からの熱い思いを受け取ってくださいね!

卒後教育研修センター

2020年12月1日火曜日

初期研修紹介動画を公開しています

11月13日,レジナビフェアオンライン中部Week2020に参加いたしました.

ご視聴くださった学生のみなさん,ありがとうございました.

動画をYouTubeに公開しています.

国立病院機構 名古屋医療センター 初期研修紹介(YouTube)

当院の研修医が初期研修について,ありのままに語っています.

研修病院をご検討中の医学生のみなさん,ぜひご覧ください.

卒後教育研修センター

2020年11月26日木曜日

初期研修に関するFAQ〔よくあるご質問〕

 11月13日,レジナビフェアオンライン中部Week2020に参加いたしました.

ご視聴くださった学生のみなさん,ありがとうございました.

学生のみなさんからいただいた初期研修に関するご質問にお答えいたします.


Q1.研修医の出身地はどこが多いですか?

A1.研修医の出身地・出身大学に偏りのないのが当院の特徴です.出身大学は北海道大学から琉球大学まで,さらに海外の大学出身の研修医もいます.愛知県出身の研修医もいますが,愛知県に縁もゆかりもない研修医も多く,皆さまざまな背景をもっていて多様性に富んでいます.

Q2.社会人経験者の応募はどのくらいありますか?

A2.別の学部を卒業(または中途退学),あるいは社会人経験を経て医学部に入り直した方の当院の採用試験受験者は,ここ数年は毎年数名いらっしゃいます.そのような方の中で,実際に当院にマッチして2年間の初期研修を修了した先輩医師もおります.採用試験において,年齢や経歴による受験生の区別は一切いたしませんので,ご安心ください.

Q3.求める人物像を教えてください

A3.患者さんはもちろん,院内のスタッフとコミュニケーションが良好に図れることが重要です.勉強の出来不出来よりも,何事にも積極的に前向きに,笑顔で頑張れる方と一緒にぜひ働きたいと考えています.

Q4.研修医でも学会発表はできますか?その際,補助はありますか?

A4.研修医も学会発表の機会があり,発表する場合は交通費・宿泊費が支給されます.当院は臨床研究センターがあり,研究に興味のある方はサポートを受けることができます.

Q5.現在COVID-19の影響で病院見学に伺えないのですが,見学の回数は採用に影響しますか?

A5.見学の回数は採用に影響しません.ただ,研修病院を選ぶにあたり実際に当院の診療科やスタッフの様子を見ていただくことは重要だと考えておりますので,1回は見学にお越しいただくことをおすすめいたします.またWEBによる見学(診療科の医師および研修医とオンラインでお話しいただきます)も随時受け付けています.

名古屋医療センターHP>病院見学のご案内

名古屋医療センターHP>医学生向け個別WEB診療科説明会

Q6.救急が強く,救急車搬送台数が1万近くということですが,症例を一つひとつ吟味し,ディスカッションする時間などはありますか?

A6.当院は重症症例が多いですが,walk in 症例が比較的少ない傾向にあります.ですから各症例をしっかりと時間をかけて診療できます.複数のER専属医が常駐し,毎日振返りカンファランスを行うなど十分な教育指導体制のもとで研修することが可能です.当直中もそのつど上級医に確認しながら診療できますし,有意義な症例は定期的に勉強会を開いて共有しています.

Q7.どのような手技ができますか?

A7.気管挿管,全身麻酔管理,腰椎穿刺,胸腔ドレナージ,開胸心臓マッサージ,中心静脈カテーテルなど,侵襲性の高い手技も上級医の指導のもとで経験できます.


初期研修に関して他に気になることやご質問がありましたら,お気軽に卒後教育研修センターまでメールでお問い合わせください.

メールアドレス:311-sotsugok@mail.hosp.go.jp

卒後教育研修センター

2020年11月19日木曜日

【再告知】医学生のみなさまへ 臨床研修病院説明会/オンライン説明会のお知らせです

 開催日が近づいてまいりました.再度お知らせいたします.


12月5日,医学生対象

名古屋医療センター(Nagoya Medical Center)

初期臨床研修説明会/オンライン説明会を開催いたします.

当院へお越しいただくか,オンラインでご視聴いただくか,参加方法をお選びください.

オンライン会議ツールCisco Webex Meetingsを利用し,名古屋医療センターより同時配信いたします.

《日時》2020年12月5日(土)14:00より(1時間程度)

《会場》名古屋医療センター 講堂

《対象》医学生

《プログラム》(予定)

①NMCの初期研修紹介:当院の初期研修について研修医が等身大で語ります.

②NMCのER紹介:当院のER研修についてER専属医がお話しします.

③質疑応答:気になってるあんなことやこんなこと,研修医がお答えします.プログラムや研修について,研修医に聞いてみたいことがありましたら下記申込みフォームにご記入ください.


COVID-19感染拡大により病院見学や説明会が軒並み中止となる中,ご自身の進路選択に不安を抱えている医学生の方も多いと思います.

当院の説明会は研修医が企画・運営するカジュアルな会です.

医学生のみなさん,ぜひお気軽にご参加ください.

参加ご希望の方は,こちらのエントリーフォームよりお申込みください.

卒後教育研修センター

2020年11月4日水曜日

研修医オンライン勉強会「藤田医科大学 岩田充永先生の救急カンファレンス」(2020.10)

 藤田医科大学 救急総合内科教授岩田充永先生には

月に一度当院のER症例振り返りカンファレンスにファシリテーターとしてお越しいただいています.

10月30日のカンファレンスはWebex Meetingsを利用してオンラインで開催されました.


今回は,研修医1年次H医師と専攻医H医師がそれぞれ症例提示しました.

〔症例①〕

50歳代の男性,レベル低下と脱力が主訴の患者さんです.訪問介護の担当者が自宅を訪れたところベッド近くで倒れているのを発見,救急要請しました.

搬送時,JCSはⅠ-1,血圧が低く,徐脈,体温も低下していました.アルコール依存症による肝硬変が既往にある患者さんでした.

H医師は血圧の低さがショック状態と判断,アルコールによる脱水の可能性とショックの鑑別を考えました.

岩田先生:意識障害の鑑別を考えていけばよいですが,患者さんの年齢や生活背景,バイタルをみると,いろいろな要素が複雑に絡み合ったケースかもしれないと念頭に置く必要がありそうですね.徐脈+ショックの場合にはどのような鑑別が考えられるでしょうか?

研修医のH医師は今回の症例を振り返って,徐脈+ショックの鑑別が十分にできなかったことが反省点です…と言っていました.

血液のデータから低血糖が明らかで,さらに急性膵炎が疑われ,補液,血糖の補正が行われました.その後ICUに入院となり,急性膵炎の治療によりバイタルは正常化したということです.

岩田先生より,肝硬変が既往にある患者さんの血糖補正の際の注意点と,コンサルテーションの仕方についてアドバイスをいただきました.

〔症例②〕

80歳代の女性,意識障害の患者さんです.施設入所中の方で,昼過ぎに突然顔面蒼白になり,倒れ込みました.要介護4ですが施設内では歩行器歩行でき,食事も自己摂取できる方です.

搬送時のGCSは3点.意識障害とⅡ型呼吸不全…挿管が必要となりそうだな…と上級医と相談しているところへ患者さんの入所している施設の方が到着されました.

施設の方によると,この患者さんは「人工呼吸器は嫌だ」という Living Will をお持ちの方でした.

専攻医のH医師は,現時点では患者さんの状態が不治であるかはわからない…ただ自発呼吸では直に呼吸停止してしまうだろう…どうしよう…と考えました.

ここで専攻医H医師より,カンファレンスに参加していた研修医のみんなに向けて質問が投げかけられました.

研修医の皆さんなら,どうしますか?

①何を言っているんだ!挿管するに決まっている!

②要はDNARでしょう?何もしなくて良いんじゃ…

③補助換気しながら,可能な範囲で原因検索をしよう

④(他の意見はありますか?)


CT検査によると気管内異物があり,気道閉塞が最も疑わしかったということです.ERでは意識レベルの改善はなく,いつ呼吸停止するかわからない状態でした.内科の医師により入院,Living Will 通りに侵襲的なことは行わない方針となりました.

患者さんは翌日,覚醒し会話可能になり,麻痺などの症状もありませんでした.誤嚥性肺炎の治療を行い,第11病日で退院し元の施設に戻ることができました.

岩田先生は「非常に深くて,難しいケースでしたね.今回の Living Will は不治かつ末期である場合に延命措置を施さないでほしいということであり,われわれ医師は患者さんを目の前にしたら救命できる疾患がないか原因検索の手を止めてはいけないし,救命できる方法がないか考えることをやめては決していけないですよね」と仰いました.

専攻医のH医師は,Living Will のはっきりしている患者の意識障害を経験し,延命を希望しないことと治療をしないことは同一ではないことを再認識できたと発表しました.カンファレンスに参加していた研修医のみんなもDNAR,Living Willについて改めて考えることができました.


1人ができる経験は限られていますが,こうして1人の経験を共有することで全員のレベルアップにつながります.

岩田先生,ありがとうございました.

卒後教育研修センター

2020年10月19日月曜日

病院見学の制限を解除しました

 医学生、研修医の皆さまへ

本日(10月19日)より病院見学の制限を解除しました

当院は全国から学生が集まることが特徴でしたので、制限がありお断りをしていた時は

本当に心苦しかったのです。お断りをした皆さん、本当にごめんなさい。

本日から申し込みができますので、

実際に来ていただいて、当院をみていただけたらと思います。

お申込みをお待ちしてます。

https://www.nnh.go.jp/interndoc-jr/tour/



2020年10月13日火曜日

医学生のみなさまへ 臨床研修病院説明会/オンライン説明会のお知らせです

 

12月5日,医学生対象

名古屋医療センター(Nagoya Medical Center)

初期臨床研修説明会/オンライン説明会を開催いたします.

当院お越しいただくか,オンラインで参加されるか,参加方法をお選びください.

オンライン会議ツールCisco Webex Meetingsを利用し,名古屋医療センターより同時配信いたします.

《日 時》2020年12月5日(土)14:00より(1時間程度)

《会 場》名古屋医療センター 講堂

《対 象》医学生

《プログラム》(予定)

①NMCの初期研修紹介:当院の初期研修について研修医が等身大で語ります.

②NMCのER紹介:当院のER研修についてER専属医がお話しします.

③質疑応答:気になっているあんなことやこんなこと,研修医がお答えします.プログラムや研修について,研修医に聞いてみたいことがありましたら下記申込みフォームにご入力ください.


COVID-19感染拡大により病院見学や説明会が軒並み中止となる中,ご自身の進路選択に不安を抱えている医学生の方も多いと思います.

当院の説明会は研修医が企画・運営するカジュアルな会です.

医学生のみなさん,ぜひお気軽にご参加ください.


参加ご希望の方はこちらの専用フォームからエントリーをお願いいたします!

卒後教育研修センター

2020年10月12日月曜日

救急集中治療科 動画を公開しています

 救急集中治療科の紹介動画を病院ホームページ,YouTubeで公開しています.

名古屋医療センターHP>救急集中治療科医師募集について

救急集中治療科医師募集(国立病院機構 名古屋医療センター)(YouTube)

当院の救急集中治療科の特徴が詳しく紹介されています.

現在研修中の研修医も登場します!

当院のERで働くイメージを思い描いていただけると思います.

救急に興味のある医学生のみなさん,ぜひご覧ください!

卒後教育研修センター

2020年9月28日月曜日

研修医オンライン勉強会「藤田医科大学 岩田充永先生の救急カンファレンス」(2020.9)

 藤田医科大学 救急総合内科教授岩田充永先生には

月に一度当院のER症例振り返りカンファレンスにファシリテーターとしてお越しいただいています.

9月25日の救急カンファレンスも前回と同様Webex Meetingsを利用してオンラインで開催されました.


今回の症例提示は研修医2年次のM医師.

今年1月,M医師が1年次でERをローテーションしていた時に担当した症例です.

午後5時頃,ちょうど日勤帯から当直帯に引継ぎをしている時間でER内は少しバタバタとしていました.

90歳代の男性,SpO2低下と不穏が主訴の患者さんです.

入所中の施設内の浴槽に顔をつけた状態でうつぶせに浮いているところを施設職員が発見し救急要請しました.

男性はADL自立しており,普段から一人で入浴していました.その時は浴室内で気を失って浴槽に倒れたようでした.

到着時,意識レベルⅠ-3,顔面蒼白,頻呼吸,顔を横に振り呼吸苦を訴えて不穏が強くありました.

SpO2低下は水をたくさん飲みこんだことによるものだと考えられました.

では、なぜうつぶせで浴槽に沈むようなことになってしまったのか,原因はどのようなことが考えられるでしょうか?

岩田先生から質問が投げかけられます.

M先生はその時,意識障害の原因は何だと疑って検査をしていたのですか?

M医師は「当時1年次だった自分は,意識障害の原因究明にまで気が回っていませんでした.苦しそうにしている目の前の患者さんをどうしてあげたらよいのかと考えるだけでいっぱいだったように思います」と話しました.

患者さんは誤嚥,陰圧性肺水腫の疑いでHCUに入院となり,その後1週間ほどで呼吸状態は改善し退院されました.

意識障害には必ず何か原因があるはずです.起きている事態(患者さんの今の状態)に対処しながら,原因探索を同時に進行していかなければなりません.今回の症例は,原因究明はできなかったですが,起こった事態に対しては上手く対処できた…

これはモヤっとする症例でしたね,と岩田先生.しかしこのようなケースはよくあります.高齢者の場合,真水の誤嚥だけであっても肺水腫になる危険性があるということを1年次の先生たちには知っておいてほしいです.

岩田先生からは,意識障害・失神の原因究明の考え方や,NPPV装着時,プロポフォール使用の際の注意点などについて解説がありました.

M医師が担当した症例について参加した研修医全員で考え,ERでの思考過程を共有することができました.

岩田先生,ありがとうございました.

次回は10月末に開催予定です.

卒後教育研修センター

2020年9月8日火曜日

病院見学受け入れ再開のお知らせ

 2020年9月8日より病院見学受け入れを再開いたしました.

受け入れには条件がありますので,詳細は当院ホームページをご覧ください.

名古屋医療センターHP 病院見学のご案内

なお,個別WEB診療科説明会も引き続き随時受け付けております.

名古屋医療センターHP 個別WEB診療科説明会

医学生のみなさん,ぜひお気軽にお申込みください.

卒後教育研修センター

2020年9月1日火曜日

研修医オンライン勉強会「藤田医科大学 岩田充永先生の救急カンファレンス」(2020.8)

 藤田医科大学 救急総合内科教授岩田充永先生には

月に一度当院のER症例振り返りカンファレンスにファシリテーターとしてお越しいただいています.

8月28日の救急カンファレンスはオンラインで開催されました.


今回は研修医1年次のY医師が症例提示をしました.

5月,ERローテが始まって間もないある日,朝8:20頃の当直帯からの引継ぎの時間に救急搬送された患者さんです.

患者さんは70歳代の男性,社宅に住んでいる隣人がバタンという音を聞いて玄関の戸を開けると男性が倒れているのを発見,救急要請しました.男性は意識を失って倒れたようでした.

救急隊によると,男性は意識を取り戻し,開眼しているものの目線が合わないようだということです.倒れたときに頬を打ち,擦過傷がありました.

到着時,少しぼんやりした印象ではあるものの意識はクリアな状態で,SpO2が低下していました.患者さん本人によると,トイレに行こうとしたら嘔気を感じ,その後倒れたようだということでした.

Y医師は,JCSは0と判断.SpO2低下ですが胸部レントゲンには肺炎などの所見は認めません.

ここで岩田先生からの問いかけ!

JCSが0かⅠか,それによって鑑別が変わってきますよね⁉

失神プラスSpO2低下はどんな鑑別が挙げられるでしょうか?

岩田先生の問いかけに,参加した研修医たちは考えます.

Y医師は不整脈を疑い,心電図と心エコーの検査を行いましたが不整脈の兆候は認めませんでした.次に行うべき検査として,転倒時に擦過傷ができるほど頭を打っていることから,頭部CTが必要ではないかと考えたY医師でしたが,上級医は体幹部の造影CTをオーダーしていました.

ここで岩田先生からの問いかけ!

Y先生は何を疑ってその検査が必要だと考えたのでしょうか?

自分の考える検査と異なる検査を上級医が行っていて,Y先生はどう思ったのですか?


造影CTの結果,肺塞栓症であることが判明し,患者さんは循環器内科の専門医のもと適切な治療を受けることになりました.


あとから振り返ると,所見,検査結果,すべてが線となってつながりますが,経験しないとわからないものです.早い時期にこのようなケースを経験できたことはY先生にとってよいことでしたね,と岩田先生.ERでの診察の鉄則は○○を疑って××の所見を探しに行くという診方,そして自分の考えと違うことを上級医が行っていたときにはその場でなぜそれが必要なのか聞けるといいですね,とおっしゃっていました.

研修が始まって1か月足らずの時期だったY医師にとって,今回の症例はとても学びの多いものになりました.

1人で経験できる症例は限られていますが,こうして1人の経験を共有することで全員がレベルアップできます.

1年次,2年次研修医とレジデントやスタッフ医師も参加し,充実した勉強会となりました.

岩田先生,ありがとうございました.

次回は9月末,オンラインでの開催予定です.

卒後教育研修センター

2020年8月17日月曜日

令和3(2021)年度初期臨床研修医採用試験を実施しました

 8月14日,15日の2日間にわたり

令和3(2021)年度初期臨床研修医採用試験を実施いたしました.


今年は新型コロナウイルス感染症の流行拡大により,すべての受験者を対象にオンラインで採用試験を行いました.

当院の研修医は出身大学に偏りがなく,全国各地からさまざまなバックグラウンドをもつメンバーが集まっていて多様性に富んでいるのが特徴の一つです.今年も北海道から九州まで全国各地の大学の学生の方が受験してくださいました.


採用試験は午前に筆記試験,午後から面接を行います.

当院では,研修医による面接と幹部・指導医による面接の2種類の面接を受けていただいています.来年4月からもっとも近い上級医となる現1年次研修医が,採用活動に積極的に関わっているのです.研修医たちは診療科のローテーション研修の合間の時間を見つけては面接の方法や学生の方への言葉がけなどについて話し合いを重ね,準備を進めてきました.


当院の採用試験では,私たちが受験生のみなさんを面接するのみならず,受験生のみなさんに研修医も含め私たちを面接していただいていると考えています.名古屋医療センターの文化に共感し理解していただいたうえで,医師としての第一歩を踏み出し,充実した2年間の研修を行ってほしいと思うのです.


オンラインでの実施となり,当院としても初めての試みで不慣れな点が数多くありましたが,受験生のみなさんにご対応いただき2日間のスケジュールを無事に終えることができました.

数ある全国の臨床研修病院の中から当院を志望し受験してくださった学生のみなさん,ありがとうございました.

一緒に働く日を,楽しみにしています!

卒後教育研修センター

2020年7月29日水曜日

個別WEB診療科説明会のようす

名古屋医療センターでは,
医学生向けの個別WEB診療科説明会を随時実施しています.

WEB会議ツールを用いて,興味のある診療科の医師やローテーション中の研修医と直接お話しいただきます.

今日は腫瘍内科の説明会のようすをご紹介します.

今回は主に研修医1年次のA医師が学生の方からの質問にお答えしていました.腫瘍内科の上級医が近くでスタンバイしてくださっていて,研修医では答えられない質問には上級医がお答えしました.
腫瘍内科の白石医師(左)

学生の方からは,
・マッチングの対策
・ER当直体制
・ローテーションの組み方
・文献のアクセス
・3年目以降の進路選択
などの質問がありました.

1年次研修医のA医師,研修が始まって4か月が経とうとしています.
当直では重症の患者さんを診る機会も多く,3年目以降につながる研修ができていると感じると学生の方にお話ししていました.

病院説明会や見学が中止になり,研修病院選びに苦労されている医学生の方が多いことと思います.
ぜひお気軽に個別WEB診療科説明会へお申込みください.
名古屋医療センターHP 医学生向け個別WEB診療科説明会
卒後教育研修センター

2020年7月22日水曜日

病院見学受け入れ中止のお知らせ

名古屋医療センターでは,新型コロナウイルス感染症の流行拡大状況により
2020年7月27日(月)より病院見学の受け入れを全面中止いたします。

見学の再開につきましては,当院ホームページや当ブログでお知らせいたします。
ご理解のほど,何卒よろしくお願い申し上げます.

なお,医学生向けの個別WEB診療科説明会は随時受け付けておりますのでぜひこちらにお申込みください.

初期臨床研修医採用試験はオンラインで実施します

現在,名古屋医療センターでは令和3年度初期臨床研修医の募集をしておりますが,
新型コロナウイルス感染症の流行拡大状況により,今年度の採用試験はすべての受験者を対象にオンラインで実施することを決定いたしました.

全国の医学生のみなさん,
医師としての貴重な最初の一歩を
名古屋医療センターのあたたかな研修環境の中でスタートしませんか.

ご応募をお待ちしております.

詳細は名古屋医療センターホームページをご覧ください.
卒後教育研修センター

2020年7月13日月曜日

研修医オンライン勉強会「熱中症」

7月9日,
救急集中治療科の自見先生による研修医向けオンライン勉強会
「熱中症」が開催されました.

熱中症とは「暑熱環境における身体適応の障害によっておこる状態の総称」である.すなわち「暑熱による諸症状を呈するもの」のうちで,ほかの原因疾患を除外したものを熱中症と診断する.(熱中症ガイドライン2015,日本救急医学会)

熱中症のリスクファクターや分類,クーリングの方法や注意点,初期評価と鑑別診断などについて詳しく解説がありました.
卒後教育研修センター

2020年7月8日水曜日

研修医オンライン勉強会「電解質異常」

6月30日,
腎臓内科の東先生による研修医向けオンライン勉強会
「ERで出会う電解質異常」が開催されました.

・ERで出会う主要な電解質異常に対して初期対応ができるようになる
・電解質異常の原因検索としてどのような検査をオーダーしたらよいか知る
・初期治療の方法

以上3つを目的に,症例を提示しながら高K血症,低K血症,高Na血症,低Na血症それぞれの症状や検査所見,原因検索の方法や治療法について詳しく解説がありました.

最後に,
「電解質のことで困ったことがあるときはいつでも腎臓内科に相談してくださいね」
とやさしいメッセージがありました.

当院の初期研修を修了し,現在は腎臓内科医として働く東先生.4月の研修医オリエンテーション時にもプレゼンテーションの仕方についてレクチャーを担当してくださるなど,さまざまな場面で研修医の指導にあたってくださっています.

東先生のように,当院で初期研修を修了したあと後期研修も引き続き当院で行い,各診療科でスタッフとして働く医師が多くいます.そのような先生たちが,研修医の気持ちをよく理解してくださり,良い伝統が引き継がれ,研修医たちに対しいつも温かな指導をしてくださいます.

東先生,いつもありがとうございます.
卒後教育研修センター

2020年6月30日火曜日

研修医のためのER診療LIVEカンファレンス!

6月27日,
第6回 研修医のためのER診療LIVEカンファレンス!
がオンラインで開催されました.

今回で6回目となったこのLIVEカンファレンス,
藤田医科大学救急総合内科 岩田充永教授のファシリテーションで,研修医が経験した症例についてどのような症状で来院し,どんな疾患を疑い診療を進めていったのか参加者全員でディスカッションしながら振りかえります.
今回は,大同病院,藤田医科大学病院,当院の3病院をオンラインでつなぎ,各施設の研修医が症例提示しました.

【症例①】
60代男性,walk inでERに来た患者さんです.
ゴルフの素振りをしている最中に突然肩に痛みが走ったということです.それから数時間が経ってから両肩と前頸部の痛みが治まらないのでERを受診されました.
痛みのレベルをたずねると,痛みには波がある感じで10段階のうちはじめは6~7くらいで数時間経過した今は5くらいと患者さんは答えられました.
ERでは現病歴の聴取がもっとも重要であると岩田先生,この症例では「突然」起こった痛みというのがキーポイントになりそう…とディスカッションを進めていきます.
また痛みのレベルについては,このケースでは痛みに波があるとは言えず持続する痛みという判断が適切そうであり,患者さんのことばを鵜呑みにしないことも大事だとコメントされました.
身体診察では,全身をくまなく診るのではなく,○○を疑って××な所見を探そうという診方がERにおいては必要です.
CT検査の結果,くも膜下出血の所見があり,担当した研修医は驚いたといいます.こんな主訴(痛みのレベルは10段階のうち5)で,walk inの患者さんで,こんな重症なケースがあるのか…と.
walk inの重症を見抜くには,病歴の聞き方がすべてです.その症状が起きた時の状況が再現VTRにできるくらいに詳しく聴取することが重要だと岩田先生はおっしゃいました.

【症例②】
70代男性,救急車で搬送されてきた患者さんです.
朝ベッドから起き上がろうとした時に力が入らず,立ち上がることが困難で這ってトイレまで行くような状況で,ご家族が救急要請されました.
岩田先生:病歴聴取がすべて!さあ,研修医のみなさんはどんなことを聞きますか?
研修医A:既往歴と,力が入らないというのに左右差があるかどうか聞きます
研修医B:内服薬について聞きたいです
研修医C:ご家族にADLや普段の歩行のようすなどについて聞きたいです
岩田先生:みなさんいい視点ですね.たしかに高齢者のよくわからない主訴は内服薬に原因があるケースも多いですね.ADL自立の方が朝起きたら這ってトイレに行かなければいけない状況,これは明らかに異常ですよね.
この患者さんは来院して数時間後には症状が改善され,「一過性脳虚血発作の疑い」という診断となりました.その後も再発はなく,後日のMRI再検の結果でも急性期脳梗塞を疑う所見は認めませんでした.
岩田先生:これはモヤモヤする症例ですね.はっきりとした診断に至らずに結局よくわからないというモヤモヤする症例に遭遇したとき,治療可能なものを見逃していないか,翌日に死亡する可能性を見逃していないか,というのが大事です.モヤモヤする症例にどう対応するかというのも,各施設での課題となりますね.

初期/後期研修医と上級医/指導医,看護師,医学生の方もオンラインで,また会場にも集まって参加されていました.
各症例とも,研修医の先生たちの発表と岩田先生のファシリテーションで指導医・上級医の先生方からもリアルな意見が活発に飛び交い,まるでそのときの現場が目の前にあるようでERでの思考過程を共有することができました.
卒後教育研修センター

2020年6月29日月曜日

研修医オンライン勉強会「CPAの基本のキ」

6月25日,
救急集中治療科 自見先生による研修医向けオンライン勉強会
「CPAの基本のキ」が開催されました.


換気,胸骨圧迫のポイントや,波形の診かた,除細動器の使い方,抗不整脈薬の種類などの話につづき,CPAにおける原因検索のポイントと診察・検査について解説がありました.

当院は名古屋の繁華街にもっとも近い救命救急センターであり,CPAの搬送件数は年間380件(2019年データ)で名古屋市内最多です.
立地条件の影響か,walk inの患者さんはそれほど多くなく,CPAを含め重症の患者さんが多く搬送されます.内科疾患,外傷,中毒など症例はさまざまです.
患者さん一人ひとりを,比較的時間をかけながらじっくりと診ることができ,また社会的な問題にも対応できる力を身につけることができるのが当院のERの特徴でもあります.
卒後教育研修センター

2020年6月24日水曜日

研修医勉強会「ERでの呼吸器内科疾患相談室」

6月22日,
呼吸器内科の石田先生による研修医向け勉強会
「知っておいてほしいこと ~ERでの呼吸器内科疾患相談室~」が開催されました.

呼吸器内科疾患について,ERで研修医たちが遭遇すると思われるケースや直面するであろう悩むポイントや注意すべきポイントなどのお話がありました.

当院の初期研修を修了し,呼吸器内科スタッフとして働く石田先生.
さまざまな場面で研修医の指導に携わってくださっています.
呼吸器内科病棟での処置のようす.
研修医1年次(左)の横で細やかに指導する石田先生(右)

石田先生,いつもありがとうございます.
卒後教育研修センター

2020年6月22日月曜日

NMC初期臨床研修説明会/オンライン説明会を開催しました

6月21日,
NMC初期臨床研修説明会/オンライン説明会を開催いたしました.

今回は,当院で開催する説明会をオンラインで同時配信するという初の試みで行いました.

全国の大学から80名を超える学生のみなさんが参加してくださいました.ありがとうございました.

プログラム①1年次研修医による研修紹介では,Y医師が当院の研修の特徴やER当直のようすなどをお話ししました.

プログラム②当院初期研修を修了した3年次医師による研修紹介では,外科専攻医のK医師が自身の2年間の初期研修で感じたことや,それが外科専攻医として働く現在にどうつながっているかなどをお話ししました.

プログラム③ERの紹介では,救急集中治療科J医師が当院のER研修の特徴をお話ししました.当院は立地条件等の影響か,Walk inの患者さんはそれほど多くなく,重症症例が多いのが特徴の一つです.そのため,一つひとつの症例をしっかりと比較的時間をかけて診ることができます.3名のER専属医師がおり,毎日の振り返りカンファレンスを行うなど教育指導体制が整っています.

今年は新型コロナウイルス感染拡大という異常事態により,研修病院探しに苦労されている学生の方も多いと思います.
今回の説明会が,研修病院選びのきっかけや決め手(⁉)となったり,みなさんにとって実りある時間となっていれば嬉しいです.

参加してくださった学生のみなさん,
どこの病院で研修されることになっても
さまざまな経験を積み,良い指導医と出会い
必ずいいお医者さんになってくださいね!応援しています!
卒後教育研修センター

2020年6月15日月曜日

令和3年度初期臨床研修医の募集を開始しました

令和3年度初期臨床研修医の募集を開始いたしました.

詳細は名古屋医療センターホームページをご覧ください.

全国の医学生のみなさん,
医師としての最初の一歩を
名古屋医療センターの温かな研修環境の中でスタートしませんか.

ご応募をお待ちしております.

病院見学,病院説明会へのエントリーも受付中です.
詳しくはこちらです.
卒後教育研修センター

2020年6月11日木曜日

初期研修医のみなさまへ 専門研修プログラム説明会のおしらせです


6月24日,令和3年度専攻医募集にあたり,
名古屋医療センター 専門研修プログラムおよび診療科説明会を開催いたします.
院外の方はオンラインでご参加ください.
オンライン会議ツールCisco Webex Meetingsを利用し,名古屋医療センターより配信いたします.

※眼科(基幹プログラム)は隔年採用であり,令和3年度専攻医募集をしないため本説明会での説明予定はありません.ご了承ください.

《日 時》2020年6月24日(水)17:00~19:20
《会 場》名古屋医療センター 管理棟5階 第1会議室
《対 象》専門研修プログラムをご検討中の初期研修医
《プログラム》(予告なく変更する場合があります)
■17:00            ご挨拶
■17:00-17:10    外科(基幹プログラム)
■17:10-17:20    内科(基幹プログラム)
■17:20-17:30    血液内科
■17:30-17:40    腎臓内科
■17:40-17:50    脳神経内科*
■17:50-18:00    総合内科
■18:00-18:10    呼吸器内科
■18:10-18:20    膠原病内科
■18:20-18:30    腫瘍内科*
■18:30-18:40    小児科
■18:40-18:50    救急集中治療科
■18:50-19:00    脳神経外科
■19:00-19:10    整形外科
■19:10-19:20    リハビリテーション科
■19:20-19:30    耳鼻咽喉科

*現役専攻医(専門研修プログラム)による研修紹介が聞けます!

参加ご希望の方は,こちらの申込みフォームからエントリーをお願いいたします.
みなさまのご参加をお待ちしております!
卒後教育研修センター

2020年6月3日水曜日

フィードバック面談のようす

卒後教育研修センターでは年に2回,研修医のフィードバック面談を行っています.

研修医一人ひとりと,センター長または副センター長の先生が30分程ゆっくり話をします.
日頃の研修で良かった経験や困っていること,進路の話や休日の過ごし方など,話題は多岐にわたります.

先日の面談時,副センター長の秋田先生は1年次研修医に
「あれもできなかった,これもできなかった…とできないことばかりが気になりがちだけれど,できたことを積み上げていくことが大切です.
同期みんなで高め合う雰囲気を作り上げること.時に,そんなに真面目にやらなくてもいいじゃん,楽しようよ,と邪魔をしてくる人がいますが,決して流されないように」

ER当直のときに,緊張のためかひどい頭痛に襲われることがあるという1年次研修医には
「その頭痛は,責任感の表れだと思います.責任ある仕事を任されているのだから.私の経験では,そんな不安な気持ちから自分を支えたのは『勉強』でした.ERの勉強と,ローテ中の診療科の勉強,研修医のみんなは常にその2本立てで勉強をしなければならなくて大変だと思いますが,がんばって両立させよう.
一人で経験できることには限界がありますが,仲間と経験をシェアすることで大きく飛躍できますよ」
と話していました.

そして最後に研修医にかけた
「楽しんで!」
という一言が印象的でした.

忙しい毎日の研修の中では,自分のことを客観的に振り返る機会はなかなか少ないものです.
研修医たちはみんな自身の経験や思いを話し,指導医から褒められたりアドバイスをもらったりして,晴れやかな表情で面談を終えていきました.
卒後教育研修センター

2020年6月2日火曜日

研修医オンライン勉強会「JATEC」

5月27日と6月1日の2日間にわたり,
救急集中治療科の自見先生による研修医のための勉強会がオンラインで行われました.
今回のテーマは「JATEC
前半のPART1では,Airway&Breathing
後半のPART2では,Circulation&Dysfunction of CNS
について画像や動画を用いながら詳しい解説がありました.

オンラインで配信される研修医のための勉強会,自宅にいても参加することができるのですが,研修医の多くは研修医室の自分のデスクで各々PCに向かっています.

勉強会のない日でも,夜遅くまで残って勉強している研修医の姿もよく見られます.
みんなが勉強しているから自分もがんばらなきゃ!と,いい刺激を受けているようです.切磋琢磨してお互いに高め合ういい雰囲気が研修医室にはあります.
卒後教育研修センター

専門研修プログラム(専攻医)募集ページを更新しました

名古屋医療センターホームページ
専門研修プログラム(専攻医)募集ページを更新しました.

選考日日程を追加しました.

詳細はこちらをご覧ください.→名古屋医療センターHP 専門研修プログラムについて(専攻医募集要項)

令和3年度専攻医募集にあたり,専門研修プログラムおよび診療科説明会を開催予定しています.→名古屋医療センターHP 専門研修病院説明会
詳細が決まり次第,当院ホームページ・当ブログにてお知らせいたします.
卒後教育研修センター

2020年6月1日月曜日

病院見学再開のお知らせ

病院見学を再開いたします。大変お待たせをいたしました。

見学のお申込みはこちら

コロナウイルス感染拡大防止のため、混み合う場合はお断りすることがありますが、ご了承いただきますようお願いいたします。
病院説明会の参加者も募集中です。
皆様にお会いできるのをたのしみにしています。
卒後教育研修センター

2020年5月28日木曜日

医学生のみなさまへ 臨床研修病院説明会/オンライン説明会のお知らせです


来る6月21日,医学生対象
名古屋医療センター 初期臨床研修説明会/オンライン説明会を開催いたします.
当院へお越しいただくか,オンラインで参加されるか,参加方法をお選びください.
オンライン会議ツールCisco Webex Meetingsを利用し,名古屋医療センターより同時配信いたします.

《日 時》2020年6月21日(日)14:00より(30分程度を予定しています)
《会 場》名古屋医療センター 管理棟5階 第1会議室
《対 象》医学部4~6年生
《プログラム》(予定)
■1年次研修医よりNMC初期研修のご紹介
 研修をスタートして間もない1年次ですが,自身の病院選びの経験や当院での研修について等身大で語ります!
■当院初期研修を修了した3年次医師よりNMC研修のご紹介
 当院の初期研修を今年3月に修了し,4月からは当院の専門研修プログラムで研修をつづける医師が,2年間の研修を振り返り,良かったことも良くなかったことも,正直に語ります.
■NMCのERのご紹介
 当院のER研修についてお話しします.
■質疑応答
 気になっているあんなことやこんなこと,研修医がお答えします.プログラムや研修について,研修医に聞いてみたいことがありましたら下記申込みフォームにご記入ください.

新型コロナウイルス感染拡大により,病院見学や説明会が軒並み中止となる中,ご自身の進路選択に不安を抱えている医学生の方も多いと思います.
当院の説明会は研修医が企画・運営するカジュアルな会です.
医学生のみなさん,ぜひお気軽にご参加ください.

参加ご希望の方は,こちらの専用フォームからエントリーをお願いいたします!
※受付けを終了いたしました.
卒後教育研修センター

2020年5月21日木曜日

専門研修プログラム(専攻医)募集ページを更新しました

名古屋医療センターホームページ
専門研修プログラム(専攻医)募集ページを更新しました.

名古屋医療センターでは,専門医制度に準拠した研修を3つの基本領域診療科(内科・外科・眼科)で基幹施設として行い,専攻医を募集いたします.
なお,その他ほとんどの領域は他施設の基幹プログラムへ連携しています.

詳細はこちらをご覧ください.→名古屋医療センターHP 専門研修プログラムについて(専攻医募集要項)

内科では横断的診療を行う総合内科のほか,腫瘍内科膠原病内科感染症内科などの専門性の高い診療科が充実しており,豊富な症例が経験できます.
外科では若手医師,女性医師も多く活躍しており,非常にアクティブな研修を行うことができます.
眼科では年間の手術件数が内眼手術779件,外眼手術973件,レーザー手術1,420件で,眼科専門医が研修すべきほぼすべての手術を施行しています.

また連携施設として専門研修を行う診療科においても,教育熱心な指導医のもと充実した研修生活を送ることができます.

当院の初期研修を修了した医師たちも,内科,外科,眼科の基幹プログラムではもちろん,脳神経外科,麻酔科,皮膚科,耳鼻咽喉科などで当院で引き続き研修を行っています.

初期研修医のみなさん,名古屋医療センターでの専門研修を考えてみませんか?

まずは病院見学へお越しください!→名古屋医療センターHP 病院見学のご案内(後期研修医向け)
お待ちしています.
卒後教育研修センター

2020年5月14日木曜日

当院HP“研修医の声”を更新しました

名古屋医療センターホームページ
“研修医の声”を更新いたしました.

当院の研修医が,自身の病院選びの経験や医師として働き始めて感じた率直な感想などを書いています.
研修病院選びに迷っている医学生のみなさんのお力になれればうれしいです.

ぜひご覧ください!こちらです→名古屋医療センターHP 研修医の声

新型コロナウイルス感染拡大防止のため,病院見学を中止せざるを得ない現在の状況において,医学生のみなさんは不安な日々をお過ごしのことと思います.

当院では今後オンラインでの病院説明会開催や病院紹介の動画配信を検討中です.開催,実施が決まりましたら,ホームページや当ブログでお知らせいたします.

そして病院見学が再開されたときには,ぜひ当院へ足をお運びください.
近い将来,一緒に働ける日がきますように!
卒後教育研修センター

2020年4月30日木曜日

研修医オンライン勉強会「救急初期診療」

4月28日,
救急集中治療科の自見先生による研修医のための勉強会が行われました.
通常ならカンファレンスルームに集まって行う勉強会ですが,コロナウイルス感染対策のためオンラインで実施しました.

今回のテーマは「救急初期診療

ERでの診療の特徴や鉄則について基本的なことをはじめ,
状況評価をいかに迅速に行うか,そのためには
①事前情報の重要性を知る
②感染防御を怠らない
③人・もの・心の準備を万全に
この3要素が欠かせないこと,情報をチームで共有することが重要だということについて最初にお話がありました.

つづいて,第一印象の把握初期評価病歴聴取身体診察迅速検査のそれぞれの手順を丁寧にレクチャーしてくださいました.

状況評価から迅速検査までのプロセスにおいて,危険なサインを認めた時は速やかに必要な処置を行い,適宜応援を呼びながら全体のスピードアップを図らなければなりません.
ERでの研修医の役割は,できる治療をはじめ(初期治療),専門医へつなぐ(コンサルト)ことです.

4月からERでの業務を始めたばかりの1年次を中心に,研修医室でそれぞれのデスクに座ってPC画面にかじりつくようにレクチャーを聞く姿がありました.
自見先生,いつもありがとうございます.
卒後教育研修センター

2020年4月14日火曜日

見学受入れ中止のお知らせ

名古屋医療センターでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月より見学の受け入れを中止しており、学生の皆さまには大変ご迷惑をおかけしております。
現在、愛知県は国の緊急事態宣言指定地域には入っておりませんが、独自に宣言をして拡大防止に努めております。
それを受けて、当院も見学の受入れ中止期間を延期することとしました。今のところ、再開の見通しは定かではありません。
見学が再開しましたら、ホームページ、ブログでお知らせをしていきますので、
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
卒後教育研修センター

新研修医オリエンテーション⑥研修心得

オリエンテーション最後のプログラムは,竹田副院長より“研修心得”のセッションです.
医師として,また社会人としての,この2年間の研修生活の過ごし方や日々のふるまいについてお話がありました.

「医師は一人では何もできない.他の医療スタッフとの協力がなければ,何もできないのだということを忘れてはいけない.
医師が病気を治すのではない.病気を治すのは患者さん本人です.医師や医療スタッフはそのお手伝いをするだけ.自分が治してあげたなんて勘違いを決してしてはいけない.
学生だったこれまでの勉強は,この先医師として働くうえで必要な知識の100分の1にも満たない.これから一生勉強を続けていくことが医師としての責任です.
2年間の研修生活では,自身の性格も変えることが時には必要です.謙虚に.プライドは捨てて.とにかく謙虚に働くこと.そして責任ある行動を.
皆さんの活躍を期待しています.若いパワーで名古屋医療センターを盛り上げてください」

竹田副院長の言葉に,真剣に耳を傾ける研修医の姿がありました.


さあ,オリエンテーションを終えて今週から本格的に研修をスタートさせた研修医14名.
実り多き研修となりますように!
卒後教育研修センター

2020年4月13日月曜日

新研修医オリエンテーション⑤最終日1日実習

オリエンテーション最終日の4月10日は,朝から夕方まで実習です.
午前中は,ERシミュレーション.さまざまケースを想定して診察の仕方や患者さんやご家族とのやりとりを実践してみました.
午後からは,心肺蘇生,気道管理,外傷初療と小児救急のシミュレーションです.
オリエンテーションのプログラムで,この最終日の実習が最も実践的で身が引き締まる思いだったと研修医は口をそろえて言っていました.
卒後教育研修センター

2020年4月10日金曜日

新研修医オリエンテーション④多職種体験

“多職種体験”は,他の職種のスタッフに1日密着して,その業務を体験するプログラムです.
今年研修医が業務体験をさせていただいた部門は…
病棟(看護師),地域連携室,薬剤部,放射線科,臨床検査科,栄養管理室,医療相談室(医療ソーシャルワーカー),リハビリテーション科(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士),臨床工学室

体験後,上級医を交えて振り返りを行い,情報を共有しました.多職種の業務をシャドーイングした後に考えるチーム医療のあり方について,研修医からさまざまな意見がありました.
「看護師さんの業務が想像以上に大変で,そのような大変な業務の中でも笑顔を絶やさずにいらっしゃる姿に心の底から尊敬の念を抱きました」
「感謝の気持ち,お互いを思いやる気持ちを忘れないこと.他の職種への尊重と相手を思う想像力がチーム医療には不可欠であると感じました」
「わからないことに直面した時には,専門職の方に相談する勇気が必要だと感じました」
「新人で最も未熟という立場で初歩的なことでも質問しやすいこの時期をチャンスと捉え,知識を深めることが研修医としてすべきことだと思いました」

医師として働き始める前のこの時期に,他の職種の業務やスタッフの思いを身をもって体感することは非常に貴重なものでした.
チーム医療の大切さを改めて考えた研修医たちでした.
卒後教育研修センター

2020年4月9日木曜日

新研修医オリエンテーション③初心

オリエンテーションのプログラムの中で,“初心”というセッションがあります.

この3月に初期研修を修了したばかりの3年目の医師から新研修医に向けて,医師としての一歩を踏み出す今の気持ち「初心」を考えてみましょう,という内容です.
毎年,その学年のリーダーを務めた“元研修医”が担当するのが名古屋医療センターの伝統になっています.今年の担当はT医師,T医師は内科専攻医として3年目の研修をスタートさせています.

T医師は自身の初期研修開始時に考えた初心にまつわるストーリーを紹介し,その「初心」が3年目になった今でも医師として働く上で自分を支えるものとなっていると話しました.
さらにT医師は,研修医となって初めて書いたカルテをお守りとしていつも持っているのだと教えてくれました.そのカルテは今見ると恥ずかしいくらいに稚拙なものだけど,そのカルテにはびっしりと指導医の赤ペンが入っていて,これを見ると初心を思い出し,頑張ることができるのだということでした.

T医師の話を聞き,新研修医たちは一人ひとり自分自身と向き合い,心の内を白い紙に書き留めていました.
卒後教育研修センター



新研修医オリエンテーション②実習のようす

オリエンテーションの実習のようすをご紹介します.

看護師の方と合同で,グループに分かれてBLSとAEDの実習です.

次は,縫合練習です.外科医師の指導を受けながら,各種糸結びの練習に取り組みました.
オリエンテーションのプログラムをひとつひとつこなしていく中で,研修医たちは医師として働くのだという実感が少しずつ高まっていっているようです.
卒後教育研修センター

2020年4月8日水曜日

新研修医オリエンテーション①卒後教育研修センター長より

4月1日に入職した新研修医は,およそ1週間ほどかけてオリエンテーションを受けます.

プログラムは,全新入職員対象の医療安全や感染管理についての講義,BLSやAED,輸液ポンプ等の実習や縫合練習,電子カルテの操作方法を学んだり,多職種体験をしたりと盛りだくさんです.
この間にローテーションを決定,夕方からは2年次研修医についてERでの業務を覚える“PreER”を数回経験し,間もなく始まる診療科での研修とERの当直業務に備えます.

オリエンテーション初日,卒後教育研修センター長近藤貴士郎医師(救急集中治療科ER室長)より新研修医に向けてあいさつがありました.

新型コロナウイルスが感染拡大を続ける現在,厳戒態勢の中でみんなの研修生活はスタートしました.この特殊な状況下で,研修医として何ができるのか,ぜひ前向きに考えてほしい.アウトブレイクが起きても対応できる人材にきっとなれるはずです.またこのような状況では研修医の勉強会等も開催しにくいですが,自学自習の習慣を身につけるチャンスです.勉強会が開催されないことを言い訳にしないこと.
今年度より新しい研修プログラムでの研修が始まります.外来研修などこれまではなかった研修もあります.我々も手探り状態の部分がありますが,研修医のみんなもぜひ主体的に,良い研修のために意見を出し合ってほしいと思います.
2年間,楽しくがんばりましょう.
卒後教育研修センターは,2年間の初期研修を継続的にサポートする部門です.
研修医のみんなを,そばでいつも応援しています!
卒後教育研修センター

2020年4月2日木曜日

令和2年度初期研修医 始動しました!

4月1日,
令和2年度初期臨床研修医が名古屋医療センターに入職いたしました.

これから始まる2年間の臨床研修,
名古屋医療センターのチームの一員として,患者さんのお力になれるよう
多くの経験を積み,医師として,また一社会人として成長できるよう一生懸命がんばります!

どうぞよろしくお願いいたします.
卒後教育研修センター

2020年3月19日木曜日

研修修了証書授与式を行いました

3月17日,
平成30年度初期臨床研修医,平成31年度初期臨床研修歯科研修医の研修修了証書授与式が行われました.

長谷川院長より,研修医一人ひとりに修了証書が授与されました.
今年度ベスト指導医に輝いた小児科の秋田直洋先生を囲んで

3年目以降は専門研修プログラムでの研修が続きます.
当院で研修を続ける人,近隣の大学病院に所属する人,地元へ戻って研修を続ける人,
進路はさまざまですが4月からは新しいスタートが待っています.
名古屋医療センターでの初期研修が,これからの皆さんの医師としての礎となっています.自信をもって,歩み続けてください.いつも応援しています.

これからは研修医ではなくなる皆さん,
研修を終えてとても頼もしい顔つきになりました.
お祝いにかけつけてくれた1年次研修医と一緒に♪
研修修了,おめでとうございます!
卒後教育研修センター

2020年3月12日木曜日

研修修了発表会を行いました

3月7日,
平成30年度初期臨床研修医の研修修了発表会を行いました.

例年は院外からも先生をお招きして発表を審査していただいておりましたが,今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し,規模を縮小しての開催となりました.

2年間の初期研修で印象に残った症例や患者さんとのかかわり,自分を変えた出来事など,まもなく初期研修修了を迎える研修医がひとりひとり発表しました.
2年間の想いが詰まった,とてもヒューマニティあふれる発表となりました.

入職した2年前のオリエンテーションで心に決めた初心を思い起こし,2年間の研修を振り返ったM医師
腫瘍内科での研修中にかかわった患者さんとの出来事から,
①医療従事者の言葉の影響力と責任について
②発言・行動には根拠がなければいけないということについて
③正しい知識を得るために日々学び続けることの必要性について
『初期研修は終わるが』というタイトルで,今後も医師として心に留めておきたいことを自身の経験とデータを交えて発表しました.
発表を終えたあとの,みんなの晴れやかな笑顔がとても印象的でした.
研修医生活も残すところあと半月ほどです.
卒後教育研修センター

2020年3月3日火曜日

病院見学中止のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大、防止のため、
当面の間、病院見学の受け入れを中止させていただきます。
もうすでに決定していた方、春休みの間に見学を予定していた方、
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
どうぞご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
なお、見学の再開はブログ、HPでご案内させていただきます。
早く終息して、皆さんに見学に来ていただけるよう祈るとともに
感染されてしまった方々の一日も早いご回復をお祈りさせていただきます。
卒後教育研修センター


2020年3月2日月曜日

NMC臨床病院説明会中止のお知らせ

3月22日に予定をしていました、NMC臨床病院説明会ですが、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を考慮しまして中止とさせていただきます。
楽しみしてくださった皆様、大変申し訳ございません。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
卒後教育研修センター

2020年2月16日日曜日

2月16日 レジナビフェア2020金沢

本日、レジナビフェア金沢です。
あいにく、雨模様となってしまいましたが、
名古屋医療センターC-03ブースです。
皆様のお越しを研修医、指導医がお待ちしてます。
お話を聞きに来てくださいね!


卒後教育研修センター

2020年2月14日金曜日

春のNMC臨床研修病院説明会のお知らせ

今年も病院説明会を開催します。
日時:2020年3月22日(日)14時~
場所:名古屋医療センター 第4会議室

今年の名古屋の桜の開花予想はは3月21日だそうです。
名古屋医療センターのすぐ横は桜の名所の名古屋城です。
お花見🌸をしつつ、ぜひ説明会にもお越しください。
エントリーはこちらから
研修医たち主催の説明会ですので、カジュアルな服装で
お気軽にお越しください。

エントリーはこちらから

みなさまにお会いできるのを楽しみしてます。
卒後教育研修センター